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「スモッグ」

朝の風 六月の空はくすんでいる
昔歩いた街の匂いに包まれて

知らずぼくは胸の奥 残る思い
立ち上るのを感じていた

昔のように六月の街を歩こうか
道には朝の露浴びた 花がひとつ

知らずぼくの胸の奥 残る思い
立ち上る 歩き出す

散らないぼくに雨は優しい
空模様 ぼくを包め
泣かない夜に街は優しい
空模様 きみを包め

知らずいつも胸の奥 残る思い
立ち上る 走り出す

散らないぼくに雨は優しい
空模様 ぼくを包め
泣かない夜に街は優しい
空模様 きみを包め

泣かない夜に街は優しい
泣かない夜にきみは優しい
空模様 きみを包め


[解説]
帰省の際乗ったフェリーが着いたのは北九州小倉港。ぼくが高校時代よく歩いた町並みなのであった。
そこに流れる空気街の色に当時の気持ちを重ね帰宅するなりズバッと出来た曲。
シャッフルビートラブ!-小橋義之-
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