生マレ死ニ行ク



いつの時代も男と女は性器を擦り合わせ
己が今を生きている存在意義を噛み締めているだろう


少女は少年と腐りきった時代に舌を絡める
ある日少女は軍服を着たキチガイに出会い告げられる

「人は生まれた瞬間から死に行く運命で 運命・・・」
「傷を舐め合う習慣から死に行く運命で 運命・・・」
同じ穴に巣食って肩を並べ過ごした二人に何も残らない

アナタの好きなゴスロリファッションで
アナタの好きな縦巻きの髪で
歪に折れ曲がる鉛の柱をただ擦り笑う
アナタの好きな人脈の鼓動
アナタの好きな同感の甘さ
周りに気を漏らし 暗い穴の中へと堕ちて行く二人


「誰かの支えを必要と考えた人生で 人生・・・」
「誰もが頭をくねらせ媚び続ける人生で 人生・・・」
同じ穴に巣食って背丈を合わせて来た二人に何も残らない

アナタの好きなゴスロリファッションで
アナタの好きな縦巻きの髪で
歪に折れ曲がる鉛の柱をただ擦り笑う
アナタの好きな人脈の鼓動
アナタの好きな同感の甘さ
周りに気を漏らし 暗い穴の中へと堕ちて行く二人


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