パブロフの犬



世間のヤツァお利口さんで 孤独感を忘れてる
自分がそこに生きる価値など 考える事も知らずに

毎日同じ時に陽を浴びて 同じ物を口にする
頭ん中はいつもハリガネ虫がモガキ苦しんでる

たとえ明日全てを失っても
躊躇する事はなく同じリズムで地を鳴らす

パブロフの犬のように 月夜に身を委ねた
毎日が重なって巣窟が生まれる
何故ゆえに俺を笑う 何故ゆえに息をする
ブチまけた井の中に光明を見出だす

人は同じ事を繰り返し つぶやいては泣いている
己の弱さを補う為 信仰心にすがってる

たとえ過去の全てを失っても
空に月が昇ればくだらぬ夢が目を醒ます

パブロフの犬のように 月夜に身を委ねた
毎日が重なって巣窟が生まれる
何故ゆえに俺を笑う 何故ゆえに息をする
ブチまけた井の中に光明を見出だす


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