■鹿鳴館■
ぺぺの呟き〔過去ログ〕
★2010/3月分

詳しいライブレポートは、こちらの増田勇一さんのレポートを呼んでください。
http://moocs.nifty.com/HRJ/news/detail/100321037996_1.htm
あの2日間にJCB HALLで何が起こっていたか凄く分かる素晴らしいレポートです。
今回のイベントは、実は3年前くらい頃から構想があって、
30周年には何かでかい事をやろうと思っていたんだ。
やるからには、お客さんは勿論の事、出演者にも納得のいくものにしたかった。
昨今、やれ共演NGだ、ギャラがどうだとかが多いこの時代。
今回の出演者達からは、そんな言葉は一言も発せられなかった。
本当は会場で転換時に流す予定だったバンドの祝辞コメント映像があったんだ。
結局、間に合わない部分も出て企画倒れしちゃったんだけど、その中のムックのコメントで、ギターのMIYAが、「今回のイベントのオファーはぺぺ さんから3年前に来てた」って言ってて、そうか俺は3年前から動いていたのか、と確認出来た^^
そんなMIYAの返事も即答でOKだった。
VersaillesもKAMIJOからの返答は「断る理由が何処に??」と笑顔で快諾してくれた。
KISAKIも「いいですね!面白そうですね!」と快諾してくれた。
メリーもガラ&ネロが「是非出演したいです!」と快諾してくれた。
初日に関しては、この時代にマネージャーを通さずメンバーと直で交渉してるところが我ながら凄い(苦笑)
2日目に関してはマーヴェリック社の協力がデカイ。
と言うより協力無しでは有り得ないな。
44 MAGNUMなんて、俺が高校生の時に憧れていたバンドだし
どうやって出演交渉していいのか検討もつかない(苦笑)
D'ERLANGERにしても、俺が鹿鳴館に入った頃にがんがん出演して数々の名演を残したバンドだし、これまで出演交渉をしたことなどない。
無論DEAD ENDも然り。
最初の打ち合わせで、担当氏から「ぺぺ的に、マグナム、デランジェとあと一枠は誰が希望?」と聞かれ「DEAD END以外に考えられない」と即答した。
ドラマーの問題などあったが、DEAD END出演決定も奇跡的な事だった。
1年前に今回のイベントの企画書を鹿鳴館の社長に提出した時、出演バンドの候補はまだまだ沢山居た。
結果的に交渉まで行かずに今回の面子で落ち着いたので出演は叶わなかったが、X、GLAY、LUNA SEA、など枚挙に暇がないが、それでも、今回のイベントは実に鹿鳴館らしく、ただバンドを並べただけじゃない温かみのある素晴らしいイベントになった。
イベントではお客さんが入らない時代になって来ていると言う。
でもそれは違うと確信した。
要するに、芯があるイベントならお客さんは支持してくれるのだ。
今回のイベントは、初日は、メリーがトップ、Versailles〜Phantasmagoria、と流れ、トリにムックだったのだが、ヴィジュ アル系と呼ばれる中でも異種格闘技並みの個性的なバンドばかり、例えばムックのお客さんはVersaiilesに難色を示すのでは?とか、 Phantasmagoriaのお客さんメリーに興味を示さないのではないか?とか不安材料でもあったが、蓋を開ければ途中退席するお客さんが殆ど居な かった。
勿論、演奏中にロビーで寛ぐお客さんもチラホラ居たけれど、概ね演奏中は場内で観戦して居たと思う。
ネットで今回のレポをブログで書いてあるのをチェックしたが、
30周年記念と言う趣旨をお客さんも理解して楽しんでくれた意見が多い。
出演者もスタッフも十二分に理解してくれたからこその大成功だったと思う。
2日共ご来場されたお客さんも居ると思うけれど、2日間で5000人以上の動員があった。
チケット代も決して安くはなかったと思う。
それでも、2日間とも元が取れた、いや元値以上のイベントだったのではないかと自負しております。
ご来場本当にありがとうございました!
今回参戦して下さった方も、ご都合が合わず出来なかった方も、またこんなイベントを開催したいと思っておりますので、その時までお力を貸して下さ いね! 俺、鹿鳴館で頑張って来て良かったよ。
やべぇ、ちょっと泣きそう。

(2010.3.20)

3月19日〜20日にTOKYO JCBで開催した『鹿鳴館伝説〜LEGEND OF ROCK MAY KAN』にお越し頂いた皆様有り難うございました。
初日と2日目、バンドのカラーを分けて企画致しましたが、
両日共に主催者としては納得のいく公演になりました。
場内の盛り上がり方を観まして、
改めて開催に踏み切って良かったと確信しました。
2日目のアンコールセッション前では急遽当社社長が舞台にあがり
挨拶及びお礼の言葉を述べさせていただきましたが
改めましてわたくしからもお礼を言わせていただきます。
本当に有り難うございました。
残念ながら御来場いただけなかったお客様も
これから専門誌等でライブレポートを見かけると思いますが、
雰囲気だけでも伝われば良いと思います。
今回のイベント開催にあたり一番言われたの言葉が、
『こんなイベント鹿鳴館じゃなきゃ有り得ないよ!』でした。
様々な方にそんなふうに言っていただき感無量です。
この30周年イベントはひとつの節目であり
通過点です。
44MAGNUMのPAULさんがMCで『鹿鳴館に行けば俺達より....いや、俺達の次にかっこいいバンドが出てるから、そんなバンドを探しに言ってくれ』と仰っていました。
有り難いお言葉です。
その言葉を裏切らないようバンド育成にも更に力を入れて頑張って行こうと思います。
これからも鹿鳴館を宜しくお願いいたします!!
(2010.3.21)


戻る