鹿鳴館店長ﾍﾟﾍﾟの呟き

■鹿鳴館■
ぺぺの呟き〔過去ログ〕
★2007/4月分

こんちは。
こういう仕事していると時々思う事があるわけね。
以前にも似たような事書いたかもなんだけど許せ。。＾＾
まぁ、そんな大袈裟な話しをするつもりないんだけどね。
ウチの場合は、ライブ終わってから事務所で各バンドとイベンターが精算をするわけよ。そこで、バンドからノルマを請求したり動員が多ければギャラを出したりするんだよ。その時にバンドがイベンターさんにライブの感想を求める事がある（まぁ、俺は全バンドが求めるべきだと思うけど）お金のやり取りだけして帰って行くバンドもいるわけよね。
今回はその“感想を聞かないで帰ってしまうバンド”についてではなく、感想を聞いた上で反論（？）するバンドの事ね。
勿論、プライドやポリシーを持っているバンドは輝いているし素敵だと思うわ。だけど、なんていうか、時々（ん？？）て感じるバンドもいるの。
それは、その日のライブのバンド側からの問題点をダメ出しして指摘するその内容だ。
イベンターへの不満。対バンへの不満。会場への不満。音響やら機材への不満。客席への不満。
ウチを使っていたイベンターにもいい加減なイベンターも居たには居たよ。
理由もなく詳細などが当日まではっきりしない等ね。これはバンドだけでなくウチにもお客さんにも迷惑が掛かる事だから、ウチからも改善を求めたケースもある。
だけどさ、対バンの不満て何？ブッキングの時も「対バンはなんですか？」「おいしいブッキングをお願いします！」じゃ、自分で企画しろっつの！
君等にとっておいしいブッキングは、その対バンが君等と当たる事になんの魅力も感じてないのよ。ちゃんと時期がくれば自然とおいしい話しなんて転がって来るんだよ。例えばその日の全体動員が全７バンド出演で１００人だとしてだな、過半数が自分とこの動員だったら言っていい台詞なんだよ。
勿論、イベンターさんにしてもブッキングが仕事だから良いライブに出来るようにしなきゃいけないし、努力しているはずだよ。
音響や機材への不満もそうだ。じゃ、自分の機材を揃えて持って来なさい。
ウチは個人のアンプもドラムセットも持込みは禁止しとらんぞ。
音響にしても短い時間の中でも、しっかり自分達のバランスが出来上がってりゃ大して時間なんか掛からないんだよ。
確かに相性の問題はあるだろうし、本当に時間が足りない時もあるだろうよ。
だけどまずはバンドがしっかり自分達の音を持ってくれ。
客層が悪い？なんだそりゃ？バンドが客選んでどうすんだよ。音楽に興味がないデパートの屋上でやってるわけじゃなかろうもん。
椅子があってやりづらいだぁ？？はぁ？？椅子がなかったらモッシュの嵐だったとでも言うつもりか！！
言わせてもらうが、今までウチを使って這い上がっていったバンドも然り、最近の出演で動員は２０～３０人でも熱いバンドにはちゃんとファンも最前で暴れてるぜ。
ちゃんと、その辺を弁えて活動しているバンドはちゃんと結果出しているように思う。イベンターや関係者からも好かれるだろうし、ファンにも伝わるよね。
媚びを売れって話しじゃないよ。。念のため。＾＾
（2007.4.23）

こんにちは。今月も半月放置。
学習能力ゼロの俺様。呟きアップせなあかんなぁ。。。思いながらこの有り様。。。かたじけねぇ。。
んで、最近ねセロってすげーなーと思ってたのね。
だが、ネタばらし本読んでがっかり。
まー、ネタさえわかれば誰にでも出来るってわけじゃないだろうし、そこにはテクニカル面での半端ない訓練も大変だとは思うのも事実。
なんだかんだ言ってもマジック、手品だもんね。夢を売る商売だからな。
だけど俺様はその夢を見させてもらった後で、夢の裏側（現実）をも欲したわけだな。
バンドもそこだと思うんだよね。
エンターテインメントとして夢を売る商売。
お客さんは、その夢を見る為に代金を支払う。
夢のカラーはなんだっていいと思う。
夢を見させ続けるのは大変なパワーと技術は要すると思うよ。
しかもファンであったはずの人達はいろいろと詮索するだろうよ「この夢には裏がある」って。
でも、例外は多少あれど、通常そこに罪の意識なんて皆無だわな。
俺様がセロのネタばらし本買うのと同じ事。
歪んだ恋愛感情にも似てるね。
ナイフと同時に包帯を持ち寄る矛盾。
こんな時代だけど、いや、だからこそ大切な事を忘れたくないね。
コンプリート！（2007.4.13）

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