Dialy


4 24 (SUN) 2005

“ 早熟 ”

競馬について熱く語ろう。
あの頃っつーと、近所の兄ちゃんにダビスタ2(SFC)を貰った頃やから…
サクラローレル・マヤノトップガン・マーベラスサンデーが際立って強かった時期です。
(97年天皇賞(春)はこの3強対決で大いに盛り上がったのであるが)
…ってなると人智を超えた3冠馬ナリタブライアン全盛期のすぐ後あたりますな。
ジェニュインやらバブルガムフェローとかがいた時期やと思う。
あと、スーパーオトメっていう馬が運輸車から脱走して、
高速道路を何キロも逆走した事件もあった。そんな頃である。

オレの競馬ブーム・プロローグ…ちょうどそんな頃にオレは競馬と出逢ったのだ。
当時一番仲良かったヤツと近所の競馬場(っつってもチャリで40分)まで行って、
ちょっと小高い川沿いの道から、園田競馬場のターフを展望していたんですよ。
まだ、11才とかやったけど。そう、小学生が競馬にハマってました。
二人で河原の道からレースの前、外回りのダートを行く馬と騎手に手を振った。
そしたら、騎手は手を振り返してくれたんよ。

あれから、10年。
その友人はその後もずっと競馬フリークで、キャリア10年となっている。
そいつの部屋は馬のポスターだらけである。
オレは、小学校卒業したらプツンと競馬を見なくなった。
たまにテレビで中継をみたりしたが、やはり3強なきターフの上に魅力を感じなかった。

しかし、20歳になってからオレは場外馬券場にチョクチョク顔を出すようになった。
誰にも内緒でだ。何故急にまた競馬にハマリ出したのか…
大きな原因は、バンドサークル内に競馬ブームが訪れた事である。
あと、プレステ2買って、ダビスタ04を購入したのも俺を再燃させた。
ま、ようはそれでオレの中で眠り続けていた競馬フリーキーが目を覚ましたわけである。
今年はディープインパクトってアイドルが沸かせておるね。
いやー10年前みたいな3強みたいな構図が出来上がらんもんかと楽しみにしておるんですが。
どうもカリスマ性というか、ドラマ性のある馬を聞きませんね。

強い競走馬っていうのは、とかく悲劇のヒーローが多い。
出生やら、運のなさやら、故障やら…。
大器晩成を体現したサクラローレルにしても、脚質変更で大成したマヤノトップガンにしても
サンデーサイレンスの初年度産駒、マーベラスサンデーにしても…。
この3強、実は全頭が故障に悩まされ、そして引退している。
ローレルは一時代を築いて、海外遠征先で故障…凱旋門まで後一歩というところで、だ。
地方競馬の神、オグリキャップも3回もオーナー変更の難にあう。
伝説の有馬記念では騎手名ではなく、オグリのコールが起こったのは有名な話。
いやー、やっぱ競馬はいいですね。ドラマがありますよ。
資産家どもに翻弄される英雄たち、競走馬。
彼らの果てしない戦いに、オレは今日も400円の軍資金を
JRAというボロ儲けの会社に投資してしまった。


4 17 (SUN) 2005

“ ギター天国 ”

今日は行ってきました。競馬。でも勝てなかったけど。
そのついでに、楽器屋巡礼。
エピフォンのカジノと、フェンダーテレキャスターの一番オーソドックスな奴…
(52年 テキサススペシャル積んどるモデルの、ジャパンのリイシュー)を、試奏。
どっちも欲しい。欲しいよバカ。あと、白いレスポールも欲しい。
いや、まず上手くならんといかん。全然弾けんし。
試奏も、ろくに弾けるフレーズとかない故、変な汗をかく惨憺たる結末。
とりあえず、この3本は買う。順順に買う。絶対買う。

「SATORI CLUCKER」作詞・作曲。
人生開き直ったもん勝ちっていう歌。NUMAGUSAって言葉をやっと歌詞に使えた。
クラッカーとは、ネットのサイバーテロとかできるような奴の事だったと思う。
ま、それで悟りを壊すとか、悟りで壊すとか。そういうカンジか。
こじ開ける的要素というか、そういうもんも含めてである。

「登校 KYO-HI」作詞・作曲。
学校に行きたくないって事に理由なんかねえよ、
でも、まあ、とりあえずクラスの奴は気に食わん!って歌。

 


4 11 (MON) 2005

“ 心頭滅却……… ”

ウツの波が一段落。現在は夢と現実のギャップに苦悩。
俺、一人、家から1分の夜の街を、キャスター吸いながら彷徨。
売春ガールの間を縫って、香水の臭いに酔って現実逃避。
黒い鴉の任侠三昧、脅しの声が路地に響く。俺はそれを傍観しつつ、
オトナの街を、のらりくらり。深夜に出歩く女子高生は、
俺の母校の制服を着て、ストリート系と朝まで乱痴気騒ぎか。
アル中ジジィと肩ぶつかって、今度は俺の任侠ごっこ。
「いてまうど」の声に、ベテランらしきポン引きが止めに入る。
俺は酔っていない。俺は酔ってない。必死で訴え警察を回避。
腐った街を彷徨って、俺、今帰宅。23時。
何をしてんだ、俺は…。一服してフロに入る。命の洗濯。
夜の街の景色が目の前にはっきりと広がる。
水商売、淫行高校生、アル中、任侠…彼らを見てると頭をよぎる。
この世の流れの速さと定め。俺も、また無常の流れの中にいる。
この景色みたいに儚くて、そして汚いもんであると。
あんな映画見たから、アタマが余計おかしくなってしまった……。


4・8 大学の音楽祭。一日中鑑賞。
実際問題テンションはアガらんかったが、
ウチアゲにて、多くのコアなROCK JUNKYと友人になり、
最高の日となった。
違うサークルの人ン家に遊びに行き、後輩の家で泊まる。

4・9 バイト。

4・10 ダラーっとする。
「ひとりはん」という、風俗嬢を美化した歌が完成。
モチーフとしては憂歌団とか、ああゆう泥臭い昔の日本ロックのイメージ。

4・11 寝坊して学校に行きそびれる。
こんな日は、映画祭ぢゃーーーーーってなり、TSUTAYAへ。
「けものがれ、俺らの猿と」と「頭頭」を借り、鑑賞。
アマタがフワーーーっとなる。
「けものがれ」にいたっては、チンプンカンプンなまま映画がおわり、
置き去りにされた感イッパイになった。その後、夜の街を彷徨。
酒飲みのオッサンと、ケンカ騒ぎになりかける。
客引きのネーヤン方の中に人間らしい人がいて、仲裁に入ってきて、事は収まる。
アレがなかったら、多分ボッコボコにしてるか、されていたに違いない。
されてもよかったから、そういう事を人生で一回は体験したかったな。
あーゆージジィを淘汰したら、年金問題は収まるよ。


4 7 (THU) 2005

“ グッダグダ の チャラッポコ ”

おもんないぞ!この人生おもんない!!!!
やり直させろ!!!


そんなウンコな日々に、唯一の光。
読売テレビにて、ついに

ガキの使いやあらへんで 復活。

こんな至福はない。死んでもいい。
あ、死んだら見れんやんけ ボケ!!!!


4 4 (MON) 2005

“ 季節のおわり ”

あー。率直に申す。虚無だ。心ん中がカラっぽっぽである。
何もしたいと思わんし、何もしたくないとも思わん。

ロックてのは外向的ものやねんけど、
時に、自己解決。あるいは内向的なものに変わったりすると思う。
それは俺が自分のセラピーの為の現実逃避として、
ロックに向き合っているからであろうか。よー分からん。どーでもええことである。
そんな事より俺はカッコいい音楽の中に解けてしまいたいと良く思う。

例えば、NUMBER GIRLの「U−REI」と言う曲。
都会の無機質な光景と、街に潜む悪魔の感じと、夕陽の、
退廃的、感傷的な感情とのリンクを唄った歌。
俺はこの曲の詞の主人公になりたいと思うし、あるいは曲自体になりたいと思う。
ゴリ歪みのギターやベースの音になりたいとも思うし、
破壊に満ちたドラムの音にも。そーやって曲に解けてしまいと思うことがよくある。
大音量でロックを聴くことによって、俺はその曲が放つ空気の振動に
同化して消えてなくなってしまいたい欲求が、俺にはある。
それはロックがカンフル的作用すると同時に、
人間をダメにする最大のパワーなんじゃないかと俺は思っている。
まだ、誰の共感も得てない感覚ではあるが。

あらら、どーした、おれ。大丈夫か、おれ。
死ぬなよ。


3・29 勧誘の準備の為、学校へ。
グダグダの立て看と、ポスターを作る。

3・30 バイト。グダグダの8時間。殺意と自殺願望の渦。
その狭間で、ザ・ピーズ(初期の頃の)を口ずさみ、耐える。

3・31 特に何もない。「もっともっと」「エッチ」をコピる。

4・1 一回生の勧誘。Dさん宅に泊まる。カレーいただく。

4・2 手応えのありそーな一回生が多く来る。
音楽はカッコでもないウマさでもない、ネツであると断言する男。
レッチリ、ツェッペリンが好きなベーシスト。
元ブラバン・俺と同じ楽器の、大人しギター志望ガール。
田淵ひさ子に憧れていると言う、ロックンロールガールがきた。
この子らは逃してはならん。と心に決める。

4・3 高校のブラバンの同窓会。ノミ。
カナリのチューチョ。てのも、元カノがいるかもしらんから。
実際、行く気がなかったが、カケで行ってみた。
元カノはおらんかった。そして、意外によかった。おもろかった。

4・4 勧誘。これまたアツい一回生が来る。
くるり、ピロウズ、ナンバガ、イエモンを好きな子が意外に多い。
俺はもう、それはそれは救われるようなキブンになる。
勧誘はテンションが上がらん作業やし、実際俺は何も出来んので、
ブースで旗を持っているだけやけど。
その後、四条を「NUM-HEAVY METALIC」聞きながら彷徨す。
久しぶりのナムヘビ。ダブ感とロック感の融合。
その際に生じる熱。緊張感。向井のアルペジオ。
全体の演奏のキワキワなバランス感覚に、激 トぶ。
本屋にて、バリヤバ創刊号立ち読み。クイックジャパンを5冊くらい立ち読み。
放送・発売禁止の歌の特集本を立ち読み。テンションが異常になる。
タワレコで、ずっと探していたJAGATARAの「南蛮渡来」を発見。
ソクガイ。頭脳警察も買うか迷うが、予算の関係で断念。
自宅に急行し、メシを食い、ミタケリョーコと20分ほどアソび、
いよいよ「南蛮渡来」聞く。
そして、トぶ。
このトビがなくなったら、俺は人生終わってもいいと思ってる。
てか、このトびを経験したことない奴の人生終わってる。


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