ウクレレ始めました9。

出血大サービス。

Jan.3,2000

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1日をおいて正月3日。つまりこれは、暮れから呑んだくれていたら生活パターンが大破してしまったということなんですね。今日も今日とて、大人の予定が満載の私です(なにが)。

昨日は午後からブルーズを弾き始めて、まあそれなりにハイポジションもたまに鳴らしてみたりしてもいますが、結局これって全調でやらないと意味ないんだろうなあ。まあC、F、G、Bb、Dm、Amあたりを覚えておけば当座はいいか(低きに流れ始める私)。

とりあえずこのへんのブルーズがすんなり演奏できるようになれば、それは即ちそのキーの7thとスリーコードは覚えたということなんだろうから、まあたいがいのロック/ポピュラーには対応できるのではないかと。

まあ焦らずぼちぼち行きましょう(どこへ)。


昨日は、ふと右手小指を見たら、爪の右脇に血豆ができておりました。あれ? っと思ってよく見ると、親指以外の爪の右脇に、きれいに4つの血豆が並んでおる(笑)。間違いなく、ストロークの影響です。以前にベースを始めたときには右人差し指と中指(以下めんどうくさいので親指から1指、2指)の先が破れたけどな。しかしウクレレで血豆。かつてこの2つを結び付けて考えたことは無かったもんなあ(普通そうでしょ?)。やはり人生なにごとも経験である。

ちょっとでもウクレレを弾かれるかたは、ここまで読まれて「あれ? なんで爪の脇に血豆が?」と思われるかもしれません。なんとなれば、ウクレレのストロークは基本的に、「人差し指の爪側で弾く」、「親指の腹で弾く」、「ピックで弾く」、「5本指でダウンストロークする」の4種類。

そう、私は4本指を「タマゴを握ったような形」にしてストロークしていたりもするのでした。行き(ダウン)は4本指の爪で弾き、帰り(アップ)は親指の爪で弾きます。音色はほとんどガットギター(笑)。
あるいは、4本指の爪を弦にぶっつけてそのままミュートすることで、レゲエのリズムギターみたいな音も出します。ボブ・マーレイ先生のバックバンドの「ん、ちゃか、ん、ちゃか」の「ちゃか」の部分ですね。

あとは、普通に親指の腹でストローク。これはやわらかい音色で、まあバラード向きかなあ。
もちろん、人差し指だけのストロークも使います。

単音弾きのときは、右の2、3指の腹。そこにコードストロークを足すときは、やっぱり親指かなあ。「ハイウェイ・スター」のリッチー・ブラックモアさんのソロなんかをコピーしておるのですが、ぜんぜん追いつきません、まだ。

だから、右の1、2、3指の腹も硬くなりつつあります。
ついでに左の2〜4指の腹も硬化しつつあるわけで、いいのかなあ、これで。


現状の問題点としては、やはり左のポジションの移動がスムースでないことでしょうか。

まず、Bb(1弦-4弦の順に1-1-2-3)とかEm(2-3-4-0)あたりのだんだんこっちに迫ってくる指型への移行がやはりぎこちない。つまり、そういう型のときだけ小指側のタナゴコロをネックに寄せているというアクションが余計なんだろうかなあ。かと言って、Dm(0-1-2-2)みたいなときにそんなポジションもとれないし。しょうがないから、まず馴れということにしておるのですが。

あとは指遣いですね、やはり。
A(0-0-1-2)のあとにA-9(1-0-1-2)を弾こうなんていうときには、ふだん3弦-2指、4弦-3指で弾いているAを、あらかじめ3弦-3指、4弦-4指として準備しておいてから1弦に2指を置いてBb音を弾いてやる必要があるわけで。
他方、A-Dm-G7-Cなんていうよくある進行の場合には、やはり前者の指遣いのほうが弾きやすい。

つまり、ある程度の計画性を持って指を置いていかないとあかん、というわけで。
まあこれも反復練習なんだろうなあ。


というわけで、当座はいろいろ歌ってみつつスムーズな演奏の練習。
併せて、曲の収集とオリジナルの作成。
次いで、オベーションが入手できたらライブの企画に入る、と。やっぱり人前で演奏しないと上達しませんからね。

現在はイメージトレーニング中。

  • 新宿ジャズ・ブラックサンの新年会で演奏する私。
  • 浅草ジャズ・ジャノメのジャム・セッションで演奏する私。
  • オーストリアか南スイスあたりの石畳の古い街角で演奏する私。
  • 吉祥寺シルバー・エレファントのステージに立つ私。
ああ楽しい(笑)。
そりゃそりゃ続く。

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