SONNY CRISS


 on JAZZCRITIC VOL.65
 <Jazz in Paris 23>
 
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貴重パリ録音復刻vol.23!ソニー・クリスとアルバニタの共演盤
SONNY CRISS / Mr Blues pour firter
(F:Universal/Gitanes 549 231yajirushi←Brunswick 87519)
Recorded 1963,Paris
Sonny Criss(as)
George Arvanitas(p,org)
Rene Thomas(g)
Pierre Michelot(b)
Philippe Combelle(ds)
1/Don't get around much anymore
2/This can't be love
3/Eary and later part1
4/Eary and later part2
5/Once in a while
6/Saint Louis blues
7/Day dream
8/On green dolphin street
9/God bless the child
フランス・ユニバーサルがフランスにおいて録音された貴重な録音を50タ
イトルも復刻した。

その全てを把握していないのだが、中には幻の名盤として悪徳中古屋の餌食
になっているものもあるので、徐々にご紹介していきたいと思っている。

嬉しいことにオリジナル・ジャケット再現などという馬鹿げたことをせず、
廉価盤(私は1400円で入手)として復刻されている事を多いに評価したい。

まずは、ソニー・クリスとジョルジュ・アルバニタが共演した63年録音。
随分前に "SONNY CRISS IN PARIS(Fresh Sound FSR-Box-2)"<現在入手困難>
としてリリースされていたものだが、24ビットリマスターによって音質が飛
躍的に向上している。

内容的には、60年代後期のアルバニタを期待すると肩透かしにあうほどオ
ーソドックス。1960年録音の "Soul Jazz(Columbia FPX 193)"の延長線上に
ある作品だと思っていただきたい。ソニー・クリスは、いつも通りのストレ
ートなフレージングで飄々と吹いる。ファンには堪らないだろうね。

注目したいのは、ジミー・レイニー派のギタリスト、ルネ・トーマの参加。
つまらないアレンジの (6)も、トーマの流麗なソロが鳴りはじめるだけで活
き活きとした表情を取り戻すのだ。
<29/Nov./2000>

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