GEORGE FAME

 on JAZZCRITIC VOL.60

ジョージ・フェイムが豪華なバッキングを率いて渋いノドを聴かせてくれる。
"GEORGE FAME / POET IN NEW YORK"
(GE:GO JAZZ GO 6044 2)
Recorded 1999
George Fame(vo)
Bob Malach(sax)
David Hazeltine(p)
Peter Washington(b)
Louis Hayes(ds)
1/Tuned In To You
2/But Not For Me
3/Doodlin'
4/Declaration Of My Love
5/Symphony Sid
6/On A Misty Night
7/That's The Way It Goes
8/ Do It The Hard Way
9/Girl Talk
10/It Could Happen To You
11/Accentua-te The Bass
12/Lush Life
ジョージ・フェイムをピック・アップするのは、どうせ邦盤なんか出やしな
いし、R&B出身、 それも英国人となると保守的なジャズ・ファンから謂われ
無き差別を受けるに決まっているからだ。 GO JAZZレーベルから4〜5枚も
ソロを出しているのに話題にのぼったことがあるかい?

でも、上記のパーソネルを見て欲しい。実に手堅いサポートをしていて、ヴ
ォーカル嫌いの俺でも引き込まれてしまう。
男性ヴォーカルが好きな方は、さほど多くはないだろうけれど、軽妙洒脱で
垢抜けたセンスをみせるジョージ・フェイムは注目して欲しい。
その昔、オルガンを弾きながら渋くキメていたジョージを愛してやまない俺
にとっては物足りなさを感じるのだけれど、何かしら応援したいんだよ。
<23/Aug./2000>

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