ランドゥーガは、
佐藤允彦が提唱する集団即興演奏の方式です。

ランドゥーガとは?

佐藤允彦

ランドゥーガは、佐藤允彦が提唱する集団即興演奏の方式です。 クラシック、ジャズ、ロック、邦楽、民族音楽といったジャンル、また楽器の種類、演奏技術や経験などにかかわらず、参加した人たちが同じように楽しめる音楽のかたちがあるのではないか、という発想から出発しました。

本当は、集まった人たちが、だれかに導かれることも何の規制をうけることもなく自由に音を出し、そこから自然に何かが生まれる。これが理想的な状態なのですが、なかなかそうはいかないのが現実です。
 で、そこに至るステップのひとつとして、簡単なルールを決め、指揮者の合図に従って、あるときは即興演奏をし、あるときはそれをバックアップする側にまわり、あるときは全員の連帯感を確認する。このようなところからはじめることにしました。

即興演奏は3人ないし4人がその場だけのグループになって、「やめ」の合図があるまで行います。他の人はそれを見守り、時に合いの手や扇動、囃す、といったことをやります。即興グループのメンバーはたぶん初対面で、どんな音楽をやってきた人か、何の楽器でどれくらい巧いか、はわかりません。しかし、それらは即興演奏にとって重要なことではないのです。
 たとえば、いくらジャズの技術がすぐれていようとも、アラブ音楽をやってきた人にはわかりません。尺八の息使いはロックミュージシャンには無意味かもしれない、といった具合です。
 それでは交流不能ではないか。その通りです。
 お互いがそれぞれ自分の音楽分野に固執する限り、何の対話も、意思の疎通もできません。
 ならば、そのようなこだわりを一度きれいさっぱり捨ててしまって、他の誰かが発した音を先入観なしに受け止めてみたらどうだろう。音を、自分がこれまで積み重ねてきた、あるいは現在浸っている音楽観というフィルターを通さずに聴いたら、自分の内側からどんな音が響いてくるだろう。そして、それを、そのまま演奏すること。
 こうすれば、分野の壁を越えてたやすく行き来できるし、いままで思っても見なかった自分の音が発見できはしないか。
 もし、あなたがとらわれない心、開かれた感性をもっているなら、ランドゥーガは大歓迎です。楽器は何でも結構。なにもなかったら手拍子でも、声でも参加できます。

ランドゥーガの歴史インタビュー 佐藤允彦のインタビュー動画があります。 併せてご覧ください。

THE SATOH Masahiko WEBSITEのCADENZAのページ内にもランドゥーガについての記述があります。 併せてご覧ください。


最終更新2002/12/12
ランドゥーガ研究会 http://sound.jp/randooga/index.html

close