RealAudioのストリーミング方法

ストリーミング再生とは、そのファイルをダウンロードし終わらなくても再生できる方法です。
つまり、RealAudioファイルはサイズが重くてダウンロードするのには時間がかかってしまい、そのあとで再生するとなると時間がかかってしまいますが、この方法を使えばダウンロードはじめてすぐ聴き始めることが出来るようになります。

やり方はまずメモ帳などで下記のように
./ファイル名.rm
のようにするか、違うサーバーにある場合は
http://サーバー名/~〜〜〜/ファイル名.rm
のように書いて、ファイル名.ramの名前で保存します。
これだけでOKです。
このファイルを上のように書いた場合は同じサーバーの同じフォルダ(ディレクトリー)に、下の場合は適当なサーバーにアップロードすればOKです。
あとはHTMLファイルからこのramファイルに<A HREF="=〜〜.ram">再生</A>みたいなかんじでリンクをしてください。

なおサーバ側で拡張子がramのタイプの関連付け設定をしてない場合は、そのファイルがあるフォルダ(ディレクトリー)にある.htaccessファイルに以下のように書き加える必要があります。そのファイルがない場合は新たにメモ帳などで下のを書いたテキストファイルを.htaccessという名前で保存しアップロードする必要があります。
AddType audio/x-pn-realaudio .ra .rm .ram
これをしないとサーバーからうまくデータが送られないことがあります。(ブラウザによってはファイルをダウンロードするようにいってきたり、違うアプリケーションがたちあがったりします。)

少し解説
この仕組みは簡単に言いますと、このramファイルだけをダウンロードしてそこでRealPlayerを起動してしまうので、RealPlayerからストリーミングができるのです。

なお、RealAudioに対応したサーバーの場合はramファイルに書くアドレスを
pnm://サーバー名/~〜〜〜/ファイル名.rm
のようにhttp:の部分をpnm:にしてあげた方がきれいにストリーミングしてくれます。ただし、これはRealAudio対応のサーバー以外ではできませんのでご注意下さい。

少し解説
この仕組みはHTTPという形式ではなくPNMという形式でサーバーとデータのやり取りをおこないます。そこでのデータのやり取り形式がストリーミングに適しているから良いのです。ファイルの途中からの再生も簡単にしてくれます。
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