さあ近づいてきたぜ
世紀末のショ−が始まるんだ
そうさ ヤツが朽ち果てるから
菊の香りに息詰まらせて
さあ見えてきたぜ
勘違いの亡者が踊り出す時が
「失った過去を蘇らせるんだ」と
冗談じゃねえ 潰してやるさ
さあ近づいてきたぜ
予定の芝居が始まる日が
「そいさ神をまつらせるんだ」と
菊の花を抱かされて
さあ動き出したぜ
ひのき舞台にするつもりだぜ あいつ
「恥知らずな歴史も葬るんだ」と
冗談じゃねえ 暴いてやるさ
60年の時の中で
神から人へと化け変わっても
60年の時の中を
いかにうまく立ち回ってみても
うわべだけの事さ
いつまでもうす汚れたままだから
もうこれ以上
菊の香りに縛られるのはゴメンさ
VA/NO !（1986.2）
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