語り芝居と音楽の物語 Vol.1>

<3人の役者と室内楽アンサンブルによる、ミュージック・ファンタジー>

音楽物語「人間になりたがった猫」

(2000年5月9日(火)、15日(月) 北とぴあ・つつじホール)


「たった2回の公演ではもったいない!」
と惜しまれつつ、好評のうちに終了致しました!!
ご来場下さいました皆様、有り難うございました!!

☆ストーリー・・・
 
「お願いです、ご主人。私を人間に変えてくれませんか?」
魔法使いのステファヌスによって人間の姿に変えられた猫のライオネルが
初めて見る人間の世界は、理解の出来ないことだらけ。
だまされ、殺されかけもしたけれども、魅力的なジリアンのお陰で愛を知り、
涙を流せることも知った。
そして約束の時間は過ぎ、猫に戻らなければならないはずが・・・



『人間は生まれたままでは人間ではない。
人間になろうとつとめて初めて人間になるのだ』という、
原作者の現代社会と人間批判の考えを、
愛とユーモアを交えた《語り芝居と音楽の物語》にしました。


ステファヌス、タドベリ、そしてそれ以外の登場人物を全てひとりで演じ分ける奥瀬氏(左)、
魅力たっぷりのライオネル=横井氏(中)とジリアン=松田環嬢(右)。

演奏だけでは足りずに、町の人々の声までも担当してしまう陽気なアンサンブル。
だまされ、殺されかけもしたけれども、少しずつ人間の心を持ち始めるライオネル。
       
底抜けに楽しく、ホロリとさせられる、とびっきりのメルヘンがここにありました・・・。


脚本・演出/松本ひろ実    音楽/松本修一
出演/横井伸明(ライオネル)、松田環(ジリアン)、奥瀬繁(ステファヌス、タドベリ、語り手 他)
演奏/アンサンブル・プロジェクト“M”
村松智美(フルート)、有水正夫(オーボエ)、松本ひろ実(サクソフォーン)、
山口恵三子(ヴァイオリン)、俣野嘉奈子(パーカッション)、松本修一(ピアノ)

照明/服部栄一郎     記録/柏環樹     デザイン/小林久美子

協力/影絵劇団「かしの樹」、ミクロコスモスミュージックスクール


<会場に足をお運び下さった皆様、本当に有り難うございました!!>

ネコネコ制作日記(音楽物語「人間になりたがった猫」の裏話)も見てね。