表紙をつくる

本でいえば表紙にあたる部分になります。単にジャケット、フロントジャケット、表カード、冊子状のものはブックレットとも呼ばれています。

ジュエルケース・シングル/ダブル(10mm厚)/スリムケース(5mm厚)/不織布スリーブ用
 同上、3つ折り6ページタイプ、フロントジャケットの作り方はこちら。
マキシケース用
DVDトールケース用
ショートトールケース用

●通常ケース(10mm厚)/スリムケース(5mm厚)/不織布スリーブ用。
K-rec用テンプレート、イラストレーター用はこちら
おなじくPDF版はこちら、ダウンロードしてお使いください

寸法は以下の通り。3つ折り以上にする場合内側に折り込む部分は1mm程度幅を狭くしないとうまく折り込めません


↑2枚組用に作ったものですが、サイズはかわりません。

注意事項

*二つ折の場合、B5の用紙で一枚とれます。慣れないうちはA4を使った方が、作業が容易です。
*真四角に見えますが、スペック上は横幅の方が1mmほど長くなります。120mm真四角で作ったカードを入れると、左右にカタカタ動いて格好悪いです。
*2つ折り、あるいはブックレットの表紙の場合、開いた「右側」が表に出る面になります。逆だと見た目に不都合はありませんが出し入れの時、紙の端を蓋の爪にひっかけて損傷します。
*一枚ぺらでは最低110kg〜135kg位、2枚折り以上であれば90kg以上ー程度の紙厚がないと、紙のたわみで容易に脱落します。
*決まりはありませんが、データCDをオーディオCDプレーヤーでかけると凄まじい雑音がするため、最低でもこのCDが音楽CDであるかデータCDであるかは、最前面に標記をするのが望ましいと思います。もっともスマートな方法は一般にディスクロゴと言われる以下のロゴ表記を使い分ける方法です。

音楽CD用ロゴ   データCD用ロゴ

←データ用ではこの他に「CD-ROM」とどこかに入れた方が親切です。
*折り部分は、あらかじめカッターの背等で、そーっとガイドをつけておくと奇麗に折れます。
*かならず「折った後に」裁断します。


●マキシケース用

寸法は以下の通り。これはケースの内側に1回折り返すタイプで、A4の用紙から1枚とれます。長い用紙を使ってを3つ折り、4つ折りにすることもできます。
背表紙の部分の上下に1.5mmほど切り欠きを作らないとケースにはまらないので、加工は少々やっかいです。

←市販品からとり出してみたもの

←K-recの製品。縦折り両面印刷の特殊サイズ。

*背表紙の部分はミシン目を入れると奇麗に折れます。なお背の幅が3mmと狭く、精度の高い加工をしないとピタリとおさまりません。
*あらかじめミシン目が入ったマキシ用ラベルキットの類いが売られているのを見かけたこともありますが、背表紙の3mm幅のセンターにピタリと文字を入れるのは、プリンターの精度からもかなりむずかしいのではないかと思いました。
*用紙は1枚ものの場合135kg、折り返しのある場合110kg以上の紙厚が好適です。


●DVDトールケース・シングル/ダブル用

特段、説明もありませんがA4の用紙から1枚切り出せます。参考までにジャケットの裏部分に入れる品質表示の例をしめします。(ちなみにH系市販品を参照)

製品番号=OOO-XXX
47min
COLOR/STEREO
MPEG2
セル&レンタル
税抜¥○,○○○
言語ロゴ=1.日本語
アスペクトロゴ=4:3
リージョンロゴ=2NTSC
発売元住所

ケース内には185×124mmのカードないしブックレットが収納できるようになっています。


●ショートトールケース・シングル/ダブル用


へんに横長なので、背キャップ部分を折り込んだデザインにすると落ち着きます。全幅287mmと、A4の長手方向295mmより7mmほど短いのですが、通常のA4プリンターのプリント可能領域でカバーできるか、厳しいところだと思います。このケースがもっと世間に出回れば、他のサイズ同様、専用製作キットのようなものが出てくると思うのですが・・・。

ケース内には通常ケース(10mm厚)用のブックレットが収まるようになっています。


●不織布スリーブ、書籍貼付け用スリーブ
上記の通常ケース用120×121mmのカード/ブックレットがぴったり収まります。

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