●背オビを作る

サイドキャップ、単にキャップ、背カバー、タスキ等と呼ばれ、まったく統一された呼称がありません。店頭での商品の視認性を強化するために貼付けられているもので、プライベートな主旨で作られたCDにはあまり用いられることはありません。


以下、各ケースのサイズに合わせていくつかの仕様があります。スリムケースはあまり市販品には用いられないためか、それ用の実物を見たことはありません。

*K-rec用テンプレート、イラストレーター用はこちら
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*図の点線の部分を正確に、直角に、折り曲げます。印刷面よりミシン目を入れるときっちり角が折れます。ピッタリ嵌ると感動ものです。
*自作の場合、背部分の幅にさえ気をつければあとのサイズは自由にできますが。市販品を観察すると厚み10mmまでのケースは全幅70mm、多枚数の入るいわゆるマルチケースの場合は85mmほどになっています。
*手順上、ミシン目を入れてから規定のサイズに切り出すようにすると、仕上がりが奇麗です。
*紙は135kg以上のものが好適です。

↓特殊な例ですが、バックインレイが装着できない10mm厚3Dタイプ(普通のケースサイズで3枚入る)のマルチケース。

↓このままでは少々みっともないのでクルリと巻き付ける拡張版の背オビを作ってみました。もちろん、通常の10mm厚ケースにも使えます。
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*背オビをケースに貼り付ける場合、「貼ってはがせるドット式糊テープ」を用いるのが好適です。製品としてはコクヨの『DOTLINER』などがあります。入手困難の場合以下のような事務用透明のりをケース裏部分にピンポイントで2,3箇所施すのがよいと思われます。

↑こういう、細いノズルのついたものが好適です。

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