ブックレットをつくる

多くの市販のCDに付属しているいわゆるブックレットは、ツヤツヤの紙でキチンと製本されていてそれなりに見栄えもよろしいものですが、同じ物はさすがに作れないので、フルカラー等で凝る部分はいわゆる2つ折りのいわゆるジャケット部分のみとし、ブックレットの中身部分のみを(同質の紙で)独立させた、いわば「エキストラブックレット」を考案いたしましたので、ご紹介してみます。
歌詞カードなどでジャケットに細かく畳まれた紙がはさまっていると、商品としてもいかにもチープな印象ですが、キチンと綴じた本?であればそれなりに商品としても通用すると思います。
実現可能な範囲として、A3用紙1枚/両面印刷〜から作れる、8ページものと12ページものを紹介します。

製作するのは中身の部分〜

左12ページもの、右が8ページもの。

●用意するもの

*A3の用紙(8PものはB4でもOK)普通のコピー用紙くらいの厚さが加工しやすいですが、やや厚手のほうが仕上がりが格好いいです。
*A3プリンター/コピー機。版下自体はA4プリンターで、分割して作成することも可能です。(根気のあるひとはチャレンジ!)
*タテヨコホチキスこんなかんじのやつ。500円くらいで売ってます。
*裁断機(ディスクカッターがあるとべんり)


面付け図面

ジャケットのサイズ121×120に対し、1mmづつサイズが小さくなっています。
ページの数字が逆さになっているページは、逆さまに印刷します。ご注意下さい。
両面印刷はいろんな要因でなかなか表裏ピッタリにはできないので、ある程度ずれても見苦しくならないよう、マージンをとってデザインします。

8ページもの、第1面

8ページもの、第2面(1面のウラ)



12ページもの、第1面

12ページもの、第2面(第1面のウラ)

ご紹介の図面、イラストレーターのデータがあります。1/2面はレイヤーで分けてあります。

8ページもの イラストレーター
8ページもの PDF
12ページもの イラストレーター
12ページもの PDF 


製作手順(写真は12ページもの)

↓内容がレイアウトできたら、各ページの枠線を非表示にしてプリントアウトします。

↓それを原稿にして両面コピーします。表裏で縦のセンターと折りの線がピッタリ重なっていると、キチンとできます。
↓折り線にそって折ります。ここで精確に折っておくと、出来上がりがピタリと決まります。

次にガイド線にそってホチキス留めをします。

↓二つに折り、book状にします。

↓キチンと折られた状態で、余分な部分を切り落とします。裁断機・ディスクカッターなどあると便利です。

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