番外・デュプリケーター

既存のCD(-R)からCD-Rへ、DVD(-R)からDVD-Rへコピーできる、デュプリケーターという機械があります。いっぺんにいくつ複製できるかで、一般には1:1から~1:16くらいの規模のマシンが見受けられ(?)ます。オリジナルCD(DVD)を作るのに必要あるような、ないような、微妙なところですがそういう道具としては存在しますし、私も2台ほど組み立てて装備していますので、組み立て工程もふくめてご紹介することにしました。

さきにご紹介するのは、以下。

New CD専用機導入!

(営業になりますが)主に音楽CD書き込みの品質・再生互換性を更に高めるべく、プレクスターの5224CD-Rドライブを使った、CD専用デュプリケーターを導入いたしました。時勢柄、CD焼き専用機は貴重品(マルチドライブより高価?!)。特にプレクのドライブは音楽CD焼き用として定まった評価があり、焼き品質の向上・安定につながればと思っております。

以下、製作記。とはいっても、今回のは日本語マニュアルつきのイージーキットです。


2つのカートンで到着しました。左がケース、右がドライブほか。かなりデカい。

ケース・カートン中身。9ベイケース。350W電源内蔵。
ケース付属品。背の高いケースのため、左右に踏ん張る,足がついてます。

白い箱はコントローラー。今回導入したのは「Wytron Technology」社のもの。32MBメモリーバッファーで、バーンプルーフ等に頼らず安定した定速書き込み可能。もっとも、音楽CDの書き込みは×8オンリーです。
読み出しはASUSブランドのROM、でも中身はPioneerの最新ROMドライブ。
積み上げると壮観!。個々にneroがバンドルされてるんですが、どうにも使い途がありません。
Wytronの「CD-398」。キットとしては1:7タイプですが、機能上は1:9のコントロールが可能な仕様になっています。IDEケーブルも1:9用に2本多く入っていました。

日本語マニュアル、です。かなり簡略。でも前作ったACARDコントローラーのキットには日本語版は無かったのでちょっとは安心。ちなみにWytron Technologyには日本語の(代理店の)サイトはないようです。

仮、組み付け状態。コントローラーより上の部分。私はフラットケーブルがキチンと反転してまっすぐ(ストレスなく)コネクターに刺さらないと気が済まないタチです。ハードディスクを入れた方が便利なので後で付けます。

こちらはコントローラーよりも下の部分。


仮組完了。箱の中身はほとんどおるす。更に何か組み込みたい・・・衝動に駆られます。なお、部品上、機構上の不都合は今回はありませんでした。能書き通りプラスドライバー1本で組み立てられます。

ちなみにカバーとフロントビュウ。

完成状態。まさに、ギッシリ。

使いこなしについては、以下別コンテンツの「ACARD Technology」社製コントローラーによるデュプリーケーターとの比較も含め、のちほどレポートしたいと思います。

↓こちらは前に製作したCD/DVD両用版・・・快調に稼働中です。

●CD/DVDデュプリケーター1:7を組み立ててみた