3つ折り6ページ、フロントジャケットをつくる

標記、たまに見かける3つ折り6ページのジャケット。A3プリンター/コピー機を使って作るフォーマットを考案しましたので紹介します。

つまり両面印刷して3つ折り〜

表面印刷(上)と見開き内側印刷(下)。サンプルは内側が歌詞カードになっています。

●用意するもの

*A3の用紙。写真光沢紙やPOP用等、厚手のほうが仕上がりが格好いいです。
*A3プリンター/コピー機(片面白黒で歌詞〜等の場合コピー機を使った方が作業が早いです)。
*裁断機(ディスクカッターがあるとべんり)


面付け図面

両面印刷はいろんな要因でなかなか表裏ピッタリにはできないので、ある程度ずれても見苦しくならないよう、十分なマージン(塗り足し,ドブ)をとってデザインします。
折り線を境にしたデザイン上の変化(色替え/写真配置等)をつけるのは避けた方が無難です。
図は1面しか表示していませんが、実際にはA3用紙に同時に2面割り付けることができます。

表紙・裏表紙面

見開き内側面



ご紹介の図面、イラストレーター、およびPDFのデータがあります。

表紙・裏表紙面 イラストレーターVer.8用,
表紙・裏表紙面 イラストレーターVer.10用,
表紙・裏表紙面 PDF

見開き内側面 イラストレーターVer.8用,
見開き内側面 イラストレーターVer.10用,
見開き内側面 PDF


製作手順

↓デザインができたら、各ページの枠線を非表示にしてプリントします。
表紙部分の塗り足し部4隅に、断裁ガイドを印刷しておくのを忘れずに。(手順上トンボは用をなしません)


↓まず表面の切断ガイドに沿って両端を切り落とします。(ガイド線は内側面にもありますが、一貫して表面上のものを採用します)

特に表紙(右)側の切り離しには些かのズレも許されません。曲がりは即座に,出来上がりの端線のズレに反映されます。


↓折り線にそって折ります。基本的に折り線を境にしたデザイン上の変化(色替え/写真配置等)がある側の入り線を採用します。(両面の折り線を揃えることは印刷の精度上困難です。写真の例はズレを吸収できるよう片面歌詞になっています。)
折り寸法には些かのズレも許されません。曲がりは即座に,出来上がりの端線のズレに反映されます。

↓キチンと折られた状態で、余分な部分を切り落とします。裁断機・ディスクカッターなどあると便利です。

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