最新の注目&お薦めディスクをご紹介 (03.7.15) <<past
Black Nielson
The Seahorse Boe (CD) Truck
Oxfordをベースに活動をしているバンドBlack Nielsonの2nd Album。Sparklehorseに影響を受けたという彼らの音は、大衆向けの音ではないがもっと多くの人に届いて然るべき。今作では前作よりもVoのMike Galeの声に自信がついたような気がします。3rd singleとして限定発売されたTr.2"Tteezzer"は、今までに無いバーストポップ・ソング!縦横無尽に飛び回るギターノイズが格好良い曲です。またTr.9"Dinosaur"では四つ打ちなキック使いに「Yeah Yeah Yeah」というコーラスと、これまでに無かったような曲にも挑戦しています。しかし、やはりどの曲でもMike Galeの声が心に沁みるのです。今作でもGoldrushのJoe Bennettが参加。Sara ChewによるジャケットもBlack Nielsonの音を表しているような、寒色だけどどこか温かみのある感じがGoodです 。(ツバサ) 
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THE HOMMOS
Hommos Cosmos Rock (CDS) Deltasonic
THE CORALでお馴染みDeltasonicからの新人THE HOMMOSは、リバプールじゃなく、ス ウェーデン(また!)の平均20歳の5人組。いやいやイントロのブンブン鳴りまくっ てるベースからやられました。そこに熱くパワフルなヴォーカルが乗って、ツイン ギターがギュイーンっていってる爆裂ロケンロー。なんか変に圧倒されますな。Joy Divisionと70年代初期のブリティッシュ・ロックが合体したような、古臭いようで 今な感覚。ちなみにギターのChristopherは、Johnny Thundersの所有していたギ ター・アンプを使ってるらしい。(Q's) 
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THE JEEVAS
The Way You Carry On (CDS) Epic
9月発売予定の2ndアルバムからの先行シングルですが、クリスピアンの書いた楽曲 で、最もポップなんじゃないかな。リズムがあれですよ、The Strokes "Last Night"でも使われてるモータウンでお馴染みのあの跳ねたやつ。これだけで悪いは ずがない(笑)。T-REX風のコーラスは要所要所で飛び出すわ、60's、70'sロックの テイストを漂わしながらも彼ら流というまさにJEEVAS BEATですな。クラブでもかか りまくりでしょう。他の収録曲もTHE JEEVASへの自信と確信からでしょうか、なん か迷いも吹っ切れてすごくポジティヴな感じがします。(Q's) 
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THE CORAL
Pass It On (CDS) Deltasonic
7/14 UK発売予定のNEWシングル。来日ライブでも披露されていましたが、"Don't Think You're The First"でみられたメロディ指向をさらに押し進め、どこか懐かし く切ないメロディが本当にたまらないフォーキーな曲。秋の気配を感じ、過ぎ行く 夏を惜しむ、そんなイメージかな。メロディには魔法があるんだと再認識させられ るような曲も書けてしまうんですから、やはり相当"変"な若者達です。到底目が離 せません。7/26 UK発売予定の2ndアルバム『Magic & Medicine』もこれは楽しみで す。(Q's) 
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COSMIC ROUGH RIDERS
BECAUSE YOU (7") MEASURED
忘れかけてた頃に帰ってまいりました、ポップ職人Cosmic Rough Riders!fromグラ スゴー!まず衝撃なのが、フロントマンでボーカルのDaniel Wylieが脱退したという こと。あの圧倒的な存在感、枯れた味のある声が聴けないのは非常に残念ですが、新 たなボーカルも清涼感があって素敵。今後はギターのStephenがボーカルをとるよう です。このBecause Youを聴く限り、音作りに関しては何も変わらず、前作の延長線 上にあるイメージ。メロディがとにかく琴線を揺さぶってくるサイケデリックな曲 に、Big Leaves、Captain Soul、そしてTeenage Fanclubが好きな人は納得するは ず。ニューアルバムも7月7日リリースとか。そちらも楽しみですね。ちなみに、レー ベルも変わったみたいです。Poptonesの看板バンドの風格漂っていただけに、 Poptonesで続けて欲しかったな。(Marr) 
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THE BANDITS
Take It And Run (7") B-Unique
以前も紹介してますが、The Coral程変ではないけどかなり癖のあるリバプールの6 人組の3rdシングル。彼らにしては、爽やかで、ちょっとカントリー・テイスト入っ た、のどかでハッピーなサマー・ソング。西海岸、サーフィンって単語は似合わな い、曇り空からたまに射す太陽を満喫しているイギリスらいい夏を思い浮かべたり して。こういうメロディのある曲も書けるし、思ったよりもアルバムは面 白くなり そうな予感。Paul Wellerのライブに出演決定!(Q's) 
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THE MOONIES
I Would Give It All Up For Love (7") Plastic Boot
平均20歳のリバプールの3人組の3rdシングル。色が赤くなったので、1st、2ndと区 別できるようになりました(笑)。で、今作はさらに若さ爆発で飛ばしまくってい ますが、メロディは期待通りに青春ポップしていて、裏切ってません。ギタポ好き には、疾走し過ぎかもしれませんが、ポップ・パンク好きには、ばっちりでしょ う。(Q's) 
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STELLASTARR*
Somewhere Across Forever (7") Twenty 20
バンド名の*が気になるNYの4人組のUKデビュー・シングル。女性コーラスの掛け合 い含めてヒネタところがPIXIESぽかったり、ちょっととぼけてすましてる感じが PULPぽかったり、なんとなくドイツのDIY・ポップを感じたりと、今のNYシーンでは かなり異質な存在なロック。(Q's) 
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THE BLUESKINS
User Friendly (7") Domino
Wakefieldから現れた4人組。元Spacemen3のRichard Formbyと共にレコーディングし たデビュー・シングル。もっとブルースやスワンプというか黒ぽいガレージなんだ けど、KINGS OF LEONとかのUS的泥臭さとも異なっていて、60'sの Yardbirds、Pretty Thingsとかそんな荒く尖っているような凶暴なサウンド。最近 適当買いすると?なガレージが多くて嫌になってますが、これはかっこいいです よ。ちなみに、色違いでジャケが4枚あるらしいですが、僕のは青。(Q's)
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