最新の注目&お薦めディスクをご紹介 (03.8.1) <<past
HAVEN
Tell Me (7") Radiate
久し振りのシングルは、9月発売予定2ndアルバム『What Love Is』からの先行カッ ト。これが"Let It Ride"なんかのグルーヴ系とも異なるヘヴィでアグレッシブな曲 で、良い意味で期待を裏切ってくれました。叙情メロも起伏があって、徐々に盛り 上がっていく構成が王道なんだけどやっぱかっこいいですね。本当にマンチェス ター直系の魅力を変わらず感じさせてくれる数少ないバンドです。アルバムが楽し み。ちなみに、こういうエモ―ショナルなバンド担当、Manicsでお馴染み、Dave Eringaプロデュース。(Q's)
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DELAYS
Hey Girl (7") Rough Trade
1stも紹介したSouthampton出身4人組の2ndシングル。とにかく最初のコーラスだけ で王道UK好きはすぐに好きになりそう。透明感溢れるヴォーカル、60'sソフトロッ ク的懐かしいメロ、そしてThe La'sのような横揺れしてしまうリズムのタイトル曲 は、とにかく爽やかで美しい。ガレージ系のあとに聞くと、一層透き通 って聞こえ てきます。「南アルプスの天然水」のCMのように。(Q's)
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Dijf Sanders
Dyf (12") Dub
IDM界に素敵な新人が現れました。その名もDijf Sanders!Dub Recordingsというオランダはロッテルダムのレーベルから発売された4曲入りデビューEP。A-1" Contradict People"はフラメンコ・ギターと"Open My Eyes…"と呪術的に歌い上げるVoが素晴らしい!何回聴いても飽きません。A-2"Kwakkofoon"はFour Tetを模倣したような曲ですが完成度はかなりのもの。AA-1" A Kittens Daydream"がまた素晴らしく、ピアノ、ルードピアノ、クラリネットが折り重なってひたすら心地よく響いています。AA-2"Second Asleep"はDubなエレクトロニカ、ちょっと初期のMassive Attackっぽい所もあります。ホントに捨て曲無し、素晴らしいです! (ツバサ) 
 
The Rain Band
Knee Deep And Down (7") Temptation
Rain Band久しぶり!の3rd single(Promo CDRの"Fist of Fury"も入れれば4枚目)。同郷のNew Orderを思わせる打ち込みを使ったギターロックを聞かせてくれるバンドです、特にB面 の"Desert Song"はもろNew Orderの影響が出ているのでは。しかし、Raptureなどを聴いてしまった後に、この音を聴いてもイマイチアタックが弱い印象を持ってしまうのもまた事実。良いバンドなだけにもったいない、さらなるビルドアップを期待したいところです。もちろんジャケットは今回もメンバーのRichardによるもの。ビデオクリップも格好よいので是非チェックしてみてください。Rain Bandをもっと詳しく知りたい方はサイトのMagazineの項を見てくださればと。アルバムももうすぐ! (ツバサ) 
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The Sleepy Jackson
Vampire Racecourse  (7") Virgin
オーストラリアの西側の観光地、パース発の3ピースバンドThe Sleepy Jackson。EUでは編集盤セルフタイトルのミニアルバムに続くシングルとなります。アッパーな"Vampire Racecource"とダウナーな"Glasshouse"の二曲を収録。"Vampire Racecource"は四つ打ちなドラムに鍵盤のリズムが跳ねるこれまでの曲の中で一番明るい曲なのではないか。"Glasshouse"はアーストラリアでのデビューEP"Stereo"に収録されていた曲を再録したもの。ライブでもやっていたので定番曲なのではないかと思われます。どんどん深みに落ちていくような錯覚に犯される曲です。さすがにデビュー時からの曲ということもあってか深みが違います。個人的にはこちらの曲の方がお勧め。CDの方はB面 は収録曲が違っていて"Here is Hell"、 "Holly"を収録です。1st Album"Lover"の発売も間近です。 (ツバサ) 
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COLA JET SET
Cosas Que Nunca Se Olvidan (CDS) SUBTERFUGE
新譜を買っても何となくグッとくるものがない状態が続いていましたが、 久しぶりに。スペインのLOS FRESONES REBELDESのRogeとCristinaが参加するCOLA JET SETのニューシングル。Tr.1"Cosas Que Nunca Se Olvidan"は、ピアノを全編に使い、軽快なメロディにハンドクラップで、聞いていて楽しくなる曲。そんなに弾けてない、優しい雰囲気のVACACIONES、といったカンジです。(アスカ) 
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Span
Found (7") Island UK
ノルウェーの首都オスロで結成された4ピース新人ロックバンド。プロデューサーはPixies、Foo Fightersなどのプロデューサーをしている、Gil Norton。すでにシングルをノルウェーOnlyやPromo盤も含めて4枚リリースしている。A面 FoundはReef, Red Hot Chili Peppersのようなリフが効いた、骨太でグルーヴィーなロックンロールソング。かと思ったらB面 "Crash & Burn"はJoy Divisionのような曲を書いています。 (ツバサ) 
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The Droyds
Take Me And Yours (12"&CDS) The Singles Society
英国製The Faint、アラン・マッギーとPoptonesの間に新たに生まれたレーベル「The Singles Society」の第二段アーティストとなるThe Droydsはそんなバンドです。" Take Me And Yours"1曲を3種のRemixで収録したシングルで、前述したThe FaintのようなダークなNew Waveサウンド、男女ツイン・ボーカルです。RemixにはSimianが参加しておりフロア対応もバッチリなSimianの曲よりいいんじゃないか!?と思わせるぐらい良いRemixワークをみせております。Electric Sixのサポートや、The Charlatansの"North Country Boy"をカバー(!!!)していたりするよう。さらにLiveの他にDJもやっているようです。(ツバサ) 
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