パパ

泣きながら泣きながら パパと叫ぶ お前抱いて歩いてゆく
愛しくて愛しくて 頬を寄せる お前は微笑んで
早く嫁に行けだなんて 思ってもみなかったこと口に出して
後悔したり 矛盾したりして

うるさくてうるさくて 大嫌いと言われ 思春期と戦う日々も
少しずつ少しずつ 話すことが減って 寂しい 虚しい
会わせたい人がいるって 目を伏せて言う雰囲気に
いつも笑うお前らしくない 涙の予感

ずっと嫁に行くななんてくだらないこと思っても
一人胸にしまい祝うふりをするだろう
幸せになると言った勇ましいお前の言葉
父親という役目をやっと終えて なぜか泣き笑い

泣いても泣いても仕方ないと 飲んでも飲んでもしょうがないと
わかってても今夜だけは

あいつの知らないお前をたくさん知ってるんだと
負け惜しみと強がりでも いつも こぼすだろう
今日という日が来ること わかってはいたけど
父親という切なさを知るお前の夢の晴れ姿


作詞作曲 DrTakashi PEACEMARKの歌のページに戻る