< 番外編 〜 日本 >

<お勧めCD>

(タイトル) 南蛮渡来

(演奏者)  マリオネット(吉田剛士&湯浅隆)

(出版元)  オーマガトキ 

(CD入手先) 新星堂

<CDレビュー>

 マリオネットはポルトガルギターとマンドリンのデュオで、独特の情感に満ちた音楽を演奏されています。

 このCDが出たのは、ずい分昔ですが、今でも初めてこれを聴いたときの感動を覚えています。

 「マンドリンって、こんなすごい楽器だったんだ!」って。(笑)

 当時の自分はマンドリンのことを「誰にでもすぐ弾ける簡単な楽器」だけど「音楽的な深みがない」と思いながら弾いていたのですが、目からウロコが何枚もはがれ落ちました。
 今でも吉田さんの演奏を聴くと、この簡単でシンプルな楽器の持つ奥行き、表現力や豊かさ、可能性に圧倒される気がします。

 ポルトガルギターの音色は、心の奥のほうまで届くようなきれいな響きで、とても印象的です。

 まだお聴きになったことのない方は、ぜひ。