朱い絆
 深く繋ぐ絆は朱く 声も無く鮮やかに
 色彩を変える嘆き散る愛にただ血染められて

 最後の刻と理解ってたから 触れた手の感触が
 熱くも感じ愛しく残り想いが頬へ落ちた

 瞳はいつも心を映し 伝えてしまうもので
 見つめる度にもう二度と逢えなくなる理由を知った

 深く繋ぐ絆は朱く 声も無く鮮やかに
 色彩を変える嘆き散る愛にただ血染められて

 穏やかに吹く乾いた風と静けさに癒されて
 孤独へ駆ける夜に包まれ何かを求めた

 二人寄り添い合ったあの頃永遠を感じていた
 君は僕との未来にどんな夢を描いたの?

 もつれもがき鼓動は潜み 宛てもなく彷徨って
 闇へ失せる華やいだ日々に果てず溺れてる

 遠ざかる思い出に咲く花を敷いて
 眠りにつくこの身ごと焼かれてもいい

 深く繋ぐ絆は朱く 声も無く鮮やかに
 色彩を変える嘆き散る愛は逝けずに

 もつれもがき鼓動は潜み 宛てもなく彷徨って
 闇へ失せる華やいだ日々に果てず溺れてる

 儚くただ燃えて
 独り今も君を呼んで

詞:愛音 曲:遊姫