踊る回転浮沈子の作り方            

ぐんま理科サークル   樋口明広

浮沈子は色々なものが開発されています。夏なので風鈴をイメージして、回転部分を工夫してみました。
材料・・毛糸4本(8cm)、ビーズ玉、金属リング・プラリング(両方とも直径2cm)曲がるストロー。
道具・・・目玉クリップ、チャッカマン、ハサミ、安全ピン。全て「100円ショップ」でそろいます。


☆リングは両方とも直径が2センチ程度のものを。大きいと入らないし、小さいと軽くてダメです。

   
 ☆蛇腹の部分を伸ばしてストローを曲げ、同じ長さにそろえて、ハサミで切ります。

 
先端部分をそろえ、3ミリほど出して目玉クリップではさみ、チャッカマンで先を焼きます。
冷えて固まったら、突き抜けないように安全ピンで蛇腹のすぐ上(正面横)に穴を開けます。
さらにストローを半回転して同じ位置にもうひとつ穴を開けます。ここが大切なポイントになります。

 
    ☆プラリングをかけておきます。    ☆四本の毛糸(8cm)を米結びにします。

 
          ☆ここも大切なポイント。おおよそ5cmと3cmのバランスになるようにきっちり結びます。

 
☆長いほうの毛糸1本を残して、残りの3本は結び目ぎりぎりで切り落とします

  
     ☆ビーズ球(トンボ球のような)に毛糸を通します。先を少しなめると通しやすくなります。

   
金属リングの内側折れ部分にひっかけて3回ほどぐるぐる巻きます。最後は横に回して折れ部分にひっかけ
きゅっと締めて、毛糸を切ります。これで大丈夫ですが、瞬間接着剤などをつけるとより強固になります。

  
☆これで完成です。プラリングに通して、パチンと閉めます。ここはまた外すことができます。

      

      毛糸が長すぎると回転が悪くなるので、長さを2cmほどに調整します。ペットボトルは炭酸飲料系がいですね。口いっぱい水を入れて、この浮沈子をそのまま浮かべ、きゅっとふたをします。
        両手でボトルのお腹を強く押すと、だんだん浮沈子が回りながら下がってきます。手を離せば上がります。なれると回転の位置を自由にコントロールできるようになります。 (2011.8.3)

理科実験を楽しむ会
もっぱら ものから まなぶ石井信也と赤城の仲間たち 
夏休みの理科工作Part4(その2)  M-115  No310    2011年8月18日(木)

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掲示板 石井信也