理科実験を楽しむ会
交流で充電 Trの整流作用1
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掲示板
石井信也

交流回路(その2)   E-65      No138      09219()

 

1 交流回路で素子には, 電源, ダイオード, キャパシタ, コイル, オーム抵抗などがあります.

2 ここではダイオードについて考えてみます.

  電源として,交流を発光ダイオード(LED)で整流して使ってみました. 当然のことながら,LEDもダイオードなので整流作用があります. 

  LEDの負極をメロディー本体の電池ケースのプラス側(下側の馬蹄形の部分=キャパシターのプラス), LEDの正極をコイルの端(どちらでもよい)にはんだづけします. コイルの他の端子はキャパシタの負極(電池ケースのマイナス=上側の∧の部分)に繋ぎます.

  この状態で磁石ブンブンごまをコイルの近くで回すと, LEDが点灯してキャパシタが充電しているのがわかります.

  ブンブンごまを止めて, CdSへの光を遮断するとメロディーが鳴りだします.   

3 トランジスタはダブルのダイオードですから, 3本の脚の内の2本を適当ん選べば整流子として使えます.

  主なトランジスターには2SA, 2SB, 2SC, 2SD4種があります.

  その電極はエミッタ(E), コレクタ(C), ベース(B) 3極です.

  2SA2SBのタイプのものは, ベースがプラス側になるように整流するので, ベースをキャパシタのプラスにつなぎます. マイナス側はコレクタでもエミッタでもOKです.

  2SC2SDのタイプのものは, ベースがマイナス側になるように整流するので, ベースをキャパシターのマイナスにつなぎます. 相手はコレクタでもエミッタでもよいのです.

  トランジスタの脚を下にしてフェースに向かったとき, 3本の脚の左から, E,C,B です.

  パワー・トランジスターも試してみましょう. ボディーがコレクターです.

 

蛇足

1 交流電源をスライダックで数ボルトに降圧して, <交流>でキャパシターを充電する方法を発見しました.

  容量の大きいキャパシタ(4700μF)を<電源>として使います. これをメロディーの本体につなぎますが, 導線の片方には数キロオームの抵抗を保護用に入れました.

  交流電源の電極の片方を, 仮に,キャパシタの負極に繋ぎます. この場合, 他方の電極をキャパシタの正極に, 一瞬触れて離すと, 数回のトライアルで, メロディーが鳴り出します. 写真の場合, スライダックの電圧は4Vです. 

  回路をハンダづけする時, たまたま, 導線(縁線)の素線の1本が離れていて, 交流の電極がこれに触れたら(しい時に)メロディーが鳴ったのでした.

  半導体に針を刺すことで整流する方法があることを, 思い出しました.

2 交流でキャパシターが充電できる理由については, 今後, 実験で追求します.