理科実験を楽しむ会
もっぱら ものから まなぶ石井信也と赤城の仲間たち 

遊ぶ(その1) M-24   No58          0789()

 

(0) バランストンボ

(1) 紙のトンボを指の先に止まらせる遊びがあります。

    図を見て分かるように、 羽が前方へ競り出していて、 頭の先が重心になるように作られています。

(2) ヤンマ(の一種)は河川敷で拾ったのもですが、これと比較すると羽の様子がわかります。

    ついでに、 100円ショップで買った赤トンボのモデルとも比べてみてください。

(3) 竹の玩具は、 群馬理科サークルの宇敷輝男さんの提供で、京都市馬町の<竹定>で購入したものだそ うです。

(4) 紙のトンボをプラスチックの「木」にとまらせてみました。木だけでは立ちません(下は貼りつけたりしていま せん)が、 紙のトンボを止まらせることで、バランスがとれるのです。  

 

[蛇足]

[1] 私は羽田で、<ギンヤンマ>と共に育ちました。 葦原の池は、 トンボと子どもの楽園でした。
  ギンヤンマのように美しいももはない、と、今でも思っています。
[2] 広辞苑には、 …東京地方では、ぎん()・ちゃん()ともいう、とありますが、 同じ東京でも、羽田では、雄を<とこ>、 雌を<ばんちゃ>と呼んでいました。
     雄の腰は青色で, 雌のそれ茶色です。
紙のトンボ ヤンマ右とモデル バランストンボ
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shinya@aqua.dti2.ne.jp. 石井信也