理科実験を楽しむ会
もっぱら ものから まなぶ石井信也と赤城の仲間たち 
砂粒を数える 米1合 143g

 数える(その2) C-2  No56          07726()

(0) モル 1 

(1) 九十九里浜の砂を数えてみました。

  グラフ用紙の1cm2の枠に1から100までのナンバーをふって、その上に小匙1杯の砂を撒きました。それぞれの枠の中の砂粒の数をルーペを使って数えて、たしたら11261粒あり、 質量を測ると0.275gありました。  これから、 1gの砂粒は約41000粒となります。 砂の密度を1.5g/cm3とする(理科学習表[第一学習社] 乾燥した砂の密度は1.41.7g/cm3)と、 1cm3の砂粒の数は約60000粒です。 ただし、 ここで云う<砂>とは空隙も含めた状態名のことです。九十九浜の長さを50kmとし、 浜の幅200m、深さ1000mの砂粒の数を計算すると(この数値には特別な意味はありません)

  50×1000m×200m×1000m1×10exp16cm3

  10exp16×600006×10exp20

 1mol6×10exp23 だから、 この個数は約1mmol(1ミリモル)です。   

(2) 次に米粒をカウントしてみました。 一掴みの米を紙の上に広げて、 楊枝の先で一度に5粒ずつ数えていき、2000粒を分け取りました。 2000粒で38.877gでした。 1kg51500粒です。 世界の米の産額を年間 300,000,000,000kg(インターネット資料)とすると、 その数は 1.5×10exp16 粒です。

  こんな調子で人類が4000年米作りを続けた(!)としても、                                  米粒は、 1.5×10exp16×40006×10exp19 やっと、0.1mmol個です。                            

 

[蛇足]

[1] 10exp23 1023乗という意味です。
[2] ここでは、 モルを 6×10exp23 という数の単位として使用しました。 12をダースというように。
[3] 1匹のメスの鱈の産卵は数は 数10万〜数100万個(インターネット資料)だといわれます。      いつか、 その鱈の卵を数えたことがありましたが、記録を紛失しました。

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shinya@aqua.dti2.ne.jp. 石井信也