URLについて

1999年1月24日版

URLとは？

<A HREF="～"> や <IMG SRC="～"> や <BODY BACKGROUND="～"> の「～」の部分に指定する文字列をURLと呼びます。URLは、Uniform Resource Locatorの略です。RFC1738という文書で定義されています。例えば次のようなものです。
    http://xxx.yyy.ne.jp/~zzz/index.htm
<A HREF="～"> の場合には、さらに次のようなURLも記述できます。
    ftp://xxx.yyy.ne.jp/xxx/yyy/zzz.lzh
    mailto:foo@xxx.yyy.ne.jp

http://～の場合

http://～の形式は、WEBページや画像ファイルのアドレスを指定するのに用います。一般に次のような形式で記述します。(ディレクトリは、フォルダと同じような意味です)
    http://サーバー:ポート/ディレクトリ/ファイル名#特定位置
完全なURLは例えば、次のようになります。
    http://xxx.yyy.ne.jp:80/~foo/index.html
ポート番号は省略可能です。省略した時は :80 を指定したことになります。上記のURLは次のように記述できます。
    http://xxx.yyy.ne.jp/~foo/index.html
ファイル名を省略すると、そのディレクトリの中の index.html（もしくは index.htm、たまに default.htm）を示したことになります。上記のURLは次のように記述できます。
    http://xxx.yyy.ne.jp/~foo/
ファイル名に「#なんとか」をつけると、<A NAME="なんとか">～</A>で指定した、ファイル中の特定の位置にジャンプします。
    http://xxx.yyy.ne.jp/~foo/index.htm#XXXX

ディレクトリ指定の場合

リンク先のファイルが同じサーバーにある場合は、http://～を省略することができます。(必ず / から書き始めてください。)
    /~foo/index.htm
リンク先のファイルが同じディレクトリ(フォルダ)にある場合は、次のようにもかけます。(/ 以外の文字から書き始めてください。)
    index.htm
リンク先のファイルが、ZZZ という名前のディレクトリの中にある場合は、次のように描きます。
    ZZZ/index.htm
逆に、リンク先のファイルがひとつ上のディレクトリにある場合は、次のようにします。（ .. は「ひとつ上のディレクトリ」を表す特別な名前です。）
    ../index.htm
ファイルが次のようなディレクトリに置かれているとすると、(□がディレクトリ、◇がファイル)
　　□
　　├□ dirX
　　│├◇ index.html
　　│├◇ fileA.html
　　│└□ dirY
　　│　└◇ fileB.html
　　├◇ fileC.html
　　└□ dirZ
　　　└◇ fileD.html
index.html から見た fileA, B, C, D のURLは、それぞれ次のようになります。
    fileA.html
    dirY/fileB.html
    ../fileC.html
    ../dirZ/fileD.html

ftp://～の場合

ftp://～の形式でURLを記述すると、ブラウザでそのリンクをクリックした時に、FTP(File Transfer Protocol)というファイル転送機能を用いて、ファイルのダウンロードを行うようになります。
また、以下のような形式のURLを指定することで、ユーザ名やパスワードを指定することもできます。
    ftp://UserName@xxx.yyy.com/dir/file.zip
    ftp://UserName:Password@xxx.yyy.com/dir/file.zip
FTPの設定などについては、サーバーの管理者にお問い合わせ下さい。ただし、一般のプロバイダでは使用できるところは少ないと思います。

mailto:～の場合

mailto:～の形式は、メールアドレスを記述します。ブラウザで上記のURLをクリックすると、メール送受信プログラムが起動して、foo@xxx.yyy.ne.jp 宛にメールを送信することができます。
    <A HREF="mailto:foo@xxx.yyy.ne.jp">XXX</A>
Netscape Navigatorでは、メールアドレスの後ろに、?変数名=値&変数名=値&... の形式の属性を指定することもできるようです。変数名には Cc、Bcc、Subjectなどを指定します。