レモンフーリガンを識別するキーワード
大槻ケンヂ、イエローマシンガン、 紙袋、ギター壊し、レモンジュース、モーニング娘。、人間パーカッション
レモンフーリガンとは?
レモンフーリガンの音楽性
オロチ社長がプロデュースしていた地元CATVの番組“ロック大学”の企画モノとして登場した、 おちゃらけバカ・バンド。 結成当時はメーテル(人名)がヴォーカル&ギター、らいむさんがギター、オロチ社長がドラムという、 ベースレス・バンドであった。しかも全てアドリブでやっていたので、勢いとパフォーマンスだけの中身 のないバンドであったため、テレビ的にはOKであったが、アルバム制作となると驚くほど力を発揮しない バンドであった。 やがて苦労のすえ完成したアルバムをメーテルが師とあおぐ大槻ケンヂが主催するレーベル、UGSに 送ったところ反応があり、急きょベースのラグビーボールを加入させ、東京でのライヴを成功させた。 そして同レーベルのオムニバスCDにも参加する予定だ。 その後も着実に活動をつつけ、オロチレーベルの特攻隊として今や欠かせない存在になった。 レモン・フーリガンの曲は全てオロチ社長が作曲している。このころオロチ社長は“イエローマシンガン” という大阪のおちゃめなハードコアバンドが大好きで、そればっか聴きまくっていたので、レモンフーリ ガンは必然的にそういうサウンドになったのである。 メーテル(人名)の詩もメーテル(バンド名)の頃につちかったマインドやインスピレーションをもとに 発せられる高度な呪術的表現なので、深か読みは禁物だ。 オロチ社長によると、レモン・フーリガンは4枚目を出したら解散するらしいがレモン・フーリガンの最新 アルバムは7(セブン)であり、4枚目を通り超してしまった。これは一体そういうことであろうか? 社長いわく、「4枚目を出したら解散するのは変わりない」とのこと。 最近ギターのらいむさんの辞表事件(ライブが終わった後、いきなり道路で、らいむさんがギターを壊し 帰って行った事件)や、ベースのラグビーボールの脱退など、波瀾万丈のレモ・フーは代役メンバーの コナ・武道がドラムに入り、社長がベースをやると言う変則スタイルでここ最近、落ち着いていたが、 2000年5月ラグビーボール完全脱退し、ドラムに寺島コンピュータが加入、レモンフーリガンは 以前よりも数倍パワーアップ大復活をとげた。
レモンフーリガン的解釈
レモンフーリガンの楽曲は前項にも記述したとおり、 基本的には初期(1・2枚目あたりの)イエローマシンガンっぽいのだが、ヴォーカルスタイルや ギター、ベース、ドラム(要するに楽器類)の音質が徹底的に違うので今ではその印象はうすい。 最近では、よりポップになったような気がする。とりあえず特徴的なヴォーカルスタイルだが、イエローマシンガンが好きなのはあくまでベース&作曲担当の 社長だけであって他のメンバーはハードコアとか、むしろキライなのでご了承いただきたい。そして、 これも誤解されがちなのだが、よく「あぶらだこ」に似ていると言われるがメンバー全員、全く聞いたこと 無いし、アングラ方面はめっぽう弱いので、そんなこと言われても困る。ヴォーカルのメーテルはあくまで モーニング娘。好きなので、そっちの影響の方が大きいと言える。
ギター担当のらいむさんは大好きなフーのギタリスト、ピート・タウンゼントを目標としてたが、 最近はそうでもないらしい。ドラムの新メンバー、寺島コンピュータは社長のドラムよりも うるさいのが特徴で、もっと繊細なドラミングが要求される。
ベースはわれらが社長さんで、あいかわらずカッコいい。いずれにせよレモンフーリガンは オロチレーベルを代表するバンドだ!
(文章:キリカブ)
レモンフーリガンのアルバム紹介(出た順)
レモフー1、レモフー2 レモフー8 レモフー13、1・2 レモフー5 レモフー7、9