ALLEN TOUSSAINT

New Orleansといえば、この敏腕プロデューサーALLEN TOUSSAINTを抜きに語ることはできないでしょう。 New Orleansの音楽を世界に広めた貢献者として、賞賛に値すべき人物です。 彼のプロデュース作品を聞くと、泥臭さの中にやさしさ、楽しさがある、とてもすてきな音楽を体験することができます。 しかし、彼の名義のソロ作品はどうか。。。やはりプロデューサーとしての才能は認めますが、歌手としてはねえ。

*GET OUT OF MY LIFE WOMAN
*POOR BOY GOT TO MOVE (ALON 9021), 1965

*LIFE LOVE AND FAITH,1972
 VICTIMS OF THE DARKNESS
 AM I EXPECTING TOO MUCH?
 MY BABY IS THE REAL THING
 GOIN' DOWN
 SHE ONCE BELONGED TO ME
 OUT OF THE CITY (INTO COUNTRY LIFE)
 SOULS SISTER
 FINGERS AND TOES
 I'VE GOT TO CONVINCE MYSELF
 ON YOUR WAY DOWN
 GONE TOO FAR
 ELECTRICITY

発売された年代からいっても、バックを固めるTHE METERSのメンバーなどを見ても、 絶対名盤のはずなのだが、何回聞いても印象に残りにくい。 好きな曲もこれといってない。その原因の一つに、ALLEN TOUSSAINT自身の歌が大したことないということだろう。 こんなこと言い切ってしまうと、多くの人を敵に回すのかも知れないが、歌手としてのTOUSSAINTはあまり魅力がない。 でも、やはりNew Orleansの魅力たっぷりのアルバムなので、聞いて損ではないかもしれません。

*SOUTHERN NIGHTS,1975
A LAST TRAIN
  WORLD WIDE
  BACK IN BABY'S ARMS
  COUNTRY JOHN
  BASIC LADY
B SOUTHERN NIGHTS
  YOU WILL NOT LOSE
  WHAT YOU WANT THE GIRL TO DO?
  WHEN THE PARTY'S OVER
  CRUEL WAY TO GO DOWN