about oasis


■ Members

Liam Gallagher[Vo]
メイン・ボーカル
Gallagher兄弟の弟
起こしたトラブルは数知れず

Noel Gallagher[G, Vo]
oasisのほとんどの曲の作詞・作曲を手がける
Gallagher兄弟の兄

Alan White[Dr]
2代目ドラマー(2ndアルバム直前に加入)

Gem[G]
辞めたBoneheadの代わりに加入(99/10)
元Heavy Stereo

Andy Bell[B]
辞めたGuigsyの代わりに加入(99/11)
元Ride, hurricane #1のギタリスト


■ オアシスとは

イギリス、マンチェスター出身。
ギャラガー兄弟を中心とし、イギリスを代表するBIGでGREATなロックバンド。
ボーカル・リアムの独特の歌い方とがなり声、バンドのメインソングライター・ノエルの作り出す秀逸なメロディーは多くのファンをひきつけ、数々の名曲を生み出している。
また、ギャラガー兄弟の個性は強烈で、数々の問題行動(一部をページ最下部にて紹介)を引き起こしては世間を賑わしてきた。
それゆえに過去に二度のメンバーチェンジがあったにも関わらず、他メンバーの個性・話題はイマイチぱっとしない感じがするのが現状である。
しかし、、新メンバーであるゲムのギターの腕前はノエルを凌駕すると言われ、また、アンディもミュージシャンとしての経験も豊富で、オアシスを強力にサポートする役割を担っている。(もちろん、ドラム・アランも)

■ バンドの歩み

オアシスは当初、リアム、ボーンヘッド(旧メンバー)、ギグジー(旧メンバー)らで活動していた「レイン」というバンドが現在の母体となっている。
そのレインをみたリアムの兄・ノエルは酷評した挙句「俺にリーダーをやらせろ」といい、リーダーとして加入することに。
91年、バンド名をオアシスへと変えて再結成、メジャーデビューに向けて地道な活動を始める。当時のメンバーはリアム(Vo)、ノエル(G)、ボーンヘッド(G)、ギグジー(B)、トニー(Dr)の5人。
ちなみにリアムがバンドを始めるきっかけとなったのがストーンローゼスの見て衝撃を受けたのことがきっかけらしい。

結成後しばらくは売れない時期が続くが、クリエーションレーベルのアラン・マッギーに見出され、ついにオアシスは94年に念願のデビューを果たす。
そして"Definitely Maybe"をリリース。
デビューアルバムながら"
Definitely Maybe"は大ヒットし、瞬く間にオアシスはイギリスの注目の的に。チャート1位を記録したこのアルバムは発売後一年間20位以内に留まり続けた。
このオアシスの登場はUKロックシーンに大きな影響を与え、後にブラーと人気を二分にしてブリットポップブームを巻き起こす。
そして、"
Definitely Maybe"リリース後にドラムの技術が不十分としてトニーがバンドのクビになり、代わりにアラン・ホワイト(Dr)が加入する。

そして、オアシスの勢いは止まらないまま、95年2nd albumの"
(What's the story)mornig glory?"をリリース。
収録曲"
wonderwall","don't look back in anger","Champagne Supernova"等は説明不要の名曲。
これぞ、「名盤」と言える充実した内容。セールスも全世界で1200万枚以上を誇り、オアシスの人気はさらに加速する。この成功によりオアシスは一躍、世界の舞台にあがることとなった。
また、96年にはネブワースにて2日で25万人動員を記録的なライブを行う。ノエル、感極まって「This is history!!!(これは歴史だ!)」と絶叫したのは有名な話。この時、200万件ものチケット予約が殺到した。

97年、3rd album"
Be Here Now"をリリース。
重厚でロックらしい迫力のある仕上がりになっているものの、前作に比べセールスは不振。(とはいえ、600万枚以上売れている)
後にノエルはこのアルバムを失敗作とし、ライブでもあまり演奏されなくなった。しかし、このアルバムも決して悪いアルバムではなく、これを好むファンも多いのは事実である。

その後98年、シングルのB面ベストとして"
The Masterplan"をリリース。
シングルのB面ながら質の高さはオリジナルアルバム並みだろう。そういった点からもこのバンドのレベルの高さが伺える。
また、いまだにどのアルバムにも未収録であるシングル"
Whatever"は、これを知らないとオアシスファンとは言えないくらいの名曲である。なぜに収録されないのかは不明。

その後、2000年に4th album"
Standing On The Shoulder Of Giants"をリリース。
この時よりオアシス特有のロゴが現在のものに変わる。
また、このアルバムはボーンへッド、ギグジーが参加した最後のアルバムとなった。リリース後に新メンバーとして元Heavy Stereoのゲム(G)、元hurricane #1のアンディ(B)を加え、新たなるoasisとして活動を始めた。

そして2001年はフジロックフェスティバルのため来日し、日本では初の野外ライブを果たす。
この時、フジロックフェスティバル史上最高の人員を動員し、大合唱となる。

oasisは2001年で結成10周年を迎え、その記念にイギリス本国で(成長したビッグバンドとしては珍しい小さな会場で)10周年記念ライブを行った。

02年6月、oasisの5th album"
Heathen Chemistry"をリリース。
新メンバーを迎えてから初のオリジナルアルバムとなった。
これまでノエルがほとんどの作曲を担当するというスタイルから、メンバー4人(ノエル、リアム、アンディ、ゲム)の楽曲で構成するスタイルへと変化したことが今作の大きな変化である。
また、曲風も初期の頃を思わせるものとなり、オアシスが原点に戻ってきたということを思わせる内容となっている。



■ 事件・問題行動など…

アーティストとしての実力・魅力により多くのファンに支持を得ている一方で、彼らの魅力を語る上で欠かすことが出来ないのが数々の常識を超えた事件や問題行動である。その一部を紹介。

・アムステルダムのギグに向かう船上で客を巻き込んだ乱闘を起こし、ノエルを除いて強制送還。ノエル激怒。そしてノエルが弾き語りをして帰る。
・ツアー先のホテルの部屋破壊、及びバーの占拠し立ち入り禁止を宣告される。
・ストーンヘンジに不法侵入し護送される。
・ギグの最中、ステージ上でリアムとノエルの兄弟喧嘩・乱闘、ギグは中止。
・ノエル、「ブラーのベーシストとシンガー、あの二人はエイズにでもかかって死んじまえばいい」の問題発言で騒ぎに。ノエル、HIV感染者団体等に謝罪。
・ノエル、「強盗とカーラジオ盗難に関わったことがある」の問題発言。警察も動く騒ぎに。
・ブリッド・アワードで賞を総なめにし、表彰時にブラーを馬鹿にする。
・アメリカツアーのステージ上でリアムがドラッグをキメてノエルが激怒し乱闘に。ノエルが単身帰国。
・リアム、カミソリを万引きして逮捕。
・リアム、飛行機内で大暴れし、今後の搭乗を拒否される。
・リアム、オーストラリアにてサインを求めたファンに頭突きを食らわし、警察に現行犯逮捕される。
・ノミネートもされていないMTVアウォードに出席、演奏。リアム、散々悪態をついた上にステージでビールをはく。
・泥酔したリアム、オックスフォードストリートを歩いていて職務質問され、コカイン所持で現行犯逮捕。その後、反省したのか丸坊主になる。

以上は、彼らの起こしてきた行動のほんの一部であり、ギグ中止・中断、兄弟喧嘩、問題発言、解散説...etcはこの他にもまだたくさんある。これほどにまで問題を起こすバンドが他にいるだろうか?

まさに、オアシスの歴史は問題行動の歴史でもある。