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バンドガール
作詞・作曲 中村 貴之

ひとりの襟元を 人気のないステージで
探しながら思う たったばかりのどよめきを
心の底からの ほとばしる思いのせて
私は歌ったの 愛の涙とため息を

舞い上がる拍手に 思わず声が途切れかけた
振り向けば優しく 厳しいまなざし
私はバンドガール 歌うことが生きること
誰もいないホール 人のぬくもりが残る


どれほどの涙を 恋のために流しただろう
ひと粒にひとつの 思い出のしみついている

私の言葉には 今までの私の人生
触れあう心持つ 人に伝えたい

私はバンドガール 歌うことが生きること
くちづさむ言葉に 安らぎと愛を込めて



※これはNSP IN 京王プラザホテル札幌 の集まりでミニライブをやってくれた時、翌週の中村さんのソロライブで発表するとおっしゃっていた曲。
この時はコンサートホールではなく、ホテルの会場にステージを設けてビールで乾杯なんかもして、ざっくばらんで遠くからだったら録音もOKしてくれ録ってもらったもの。
11th year Dash! という名で、北海道旅行をかねてツアーが組まれ、100人以上の方が北海道外からきたのでした。
ライブのエンディングもしくはアンコールで演りそうなピアノだけで歌えるバラードです。






別れへの旅
作詞 天野  滋
作曲 中村 貴之

ずっと友だちで いようと言った
そんな約束も いつか忘れるよ

あああ あなたは涙も見せないで
あああ どんなに辛くても
 
昼間会ってても 夜に電話する
そんな頃があり そして今がある


話すことなんて なくなる代わりに
喧嘩することも なくなったよ

あああ あなたを忘れる時が来る
あああ どんなに愛したとしても

生活の重さに 押しつぶされる
そんなあなたを見たくはなかったよ

あああ あなたは涙も見せないで
あああ どんなに辛くても
 
あなたと出会って 旅が始まった
ふたりにとっての別れへの旅が


※これは76年頃の全国縦断リサイタルのコンサートで歌われていたもの。
ギターとベースだけのアコースティックな曲に、中村さんの伸びやかなボーカルがぴったりの素敵な曲です。


未発表のものですが、カセットで聞き取っただけですので正確ではないことを記します。
著作については作者に帰属するものでありそれを侵害するための掲載ではありません。また支障がある場合はすぐに掲載をとりやめます。


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