小ネタ

2004年3月15日<月>の日記(?)より 他



1.高橋尚子の五輪落選
まず初めに。
読売新聞では15日夕刊1面で「Qちゃん 五輪代表へ 陸連選考委が原案」と「フライング」してしまい、16日朝刊1面で「野口、土佐、坂本に決定 高橋は落選」と出してお詫びしたそうなんですが、なんと三重県では読売新聞の夕刊って見たことないんですよね(!)。東京以東ではちゃんとあるのにね。浜松なんかでは一般「朝刊」紙の夕刊はコンビニに置かれてないというケースも!逆に16日火曜日に読んだアサヒ芸能の記事は、どっちに転んでもいいように避けるべきところは避けて上手く書かれてました。週刊誌業界ではああいう技術も必要なんだな〜〜〜。

で本題ですが、これに関してはやはり意見が真っ二つに分かれてるみたいで、いずれにせよ「衝撃!」「まさか!」「なぜ!?」ということになりそうですね。まあ、結果主義で決まった事だから仕方ないんですが東海地方の人なだけに残念ですね。なんで名古屋のレースに出なかったのかは知らないんですが、何か出れない事情があったんですかねえ?何年後かに真相が明らかにされないかな、と期待してるんですが(名古屋のレースに出なくても五輪に出れる、と陸上関係者に言われたかららしいですが)。
でもその直前に気がついたんですが、候補者(&実際に決定した)の中に野口という三重県人がいるそうですね。三重県人は目立たないし金メダルにもノーベル賞にも縁がないからたまには金メダルを取ってきて欲しいですね、代わりに。
女子マラソンって常に出場枠の争いが話題になりますが、男子ってどうなったんでしょうか?前回結局誰が出たのかも忘れましたね。瀬古(三重県人)が出る出ないが問題になったこともあったのにね〜。

ところで遠い親戚と言われているモー娘。吉澤の「残念」というコメントがマスコミでも伝えられていますが、4年近くたってまだこのことに対する高橋サイドのコメントがないところを見ると本当のところ、どうなんですかね〜。本当だとしても11親等もあるつながり(ためしに数えて下さい)で姻族を2つまたいでいるため、高橋・白川(英樹・筑波大名誉教授・ノーベル賞受賞者)間と違って血の繋がり(高橋の母のはとこが白川)はもっと先祖を遡らないとわからないんですが。

台湾総統選のニュースを見て気づいたんですが、「阿Q正伝」をもうちょっと和訳すると「Qちゃん正伝」となるんですね、たぶん。


2.十番目の「惑」星、ついに確認。
「セドナ」と暫定的に名づけられたこの星は、太陽・冥王星間のさらに2倍の距離にあって、「惑星なのか?」と言われている冥王星より小さい(3/4の大きさ)ので、惑星とは言えないかもしれませんが。距離が吉澤ひとみと(高橋尚子を超えて)白川英樹との関係より遠いですので(当たり前!)、今までに発見された惑星の軌道のズレからの発見ではないです。逆に言えばよく見つけられたな!という感じです。
一体太陽の重力の影響の及ぶところ(他の恒星の重力が影響をおよばさないところ)ってどこまであるんでしょうか?

と書いたら、ねまき猫さんから、

その「海(王星)」あたりまでは、あてはまってた、
「ボーデの法則」ってやつ、ご存知?
太陽・地球間の距離を「1.0」として、ほかの惑星の距離を測ると、
全部、ある数式(すいません、その式は忘れましたが(^^;))に
あてはまってたんだってね。
これって「偶然の一致」や「こじつけ」だったのか、
いまだ謎です。

そして更に2004年3月19日に

ふと思い立って、検索してみたら、
D=0.4+(0.3×N)
だそうです。
http://www.levy5net.com/space/home18.html
http://www2.odn.ne.jp/~car77000/html/utyuu/bode_housoku.html
http://www.town.bisei.okayama.jp/stardb/his/data/his0063.html
http://www.d1.dion.ne.jp/~ueharas/seiten/gt10/bode.htm
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOHO/faq/astro/planet.htm
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/shunshun/space/database/Boode.html
http://server.azt.ac/~safuro/tenmon9.htm
http://homepage2.nifty.com/turupura/yougo/planet/boode.htm
(google検索8位〜1位?)中では、むしろ、順位低いほうの解説がわかりやすい?



という書き込みをいただきました。「ボーデの法則」という名前については思い出したり忘れたりなんですが
(「ボーアの法則(量子力学)」とかボーア戦争とか蛇のボアとスペルが一緒なBoAと混同?)、
そういう内容の法則があることは知ってました。ですので今回の「セドナ」については当てはまってるのかないのかを考えてました。ということで調べてみると・・・・・・。

まず気付いたのは、ケプラーも惑星の配置についてよく似たことを言ってますね。
「コスモス」を見てた人なら知ってるかもしれませんが、番組内でケプラーの伝記の再現ドラマみたいなのをやってて、教師として赴いた教室で、話を聞こうともしない生徒たちの前で何か正多面体の枠を重ねたようなオブジェみたいなものを作って惑星の配置に関する法則を表そうとするシーンがあるんですが、それのことですね。図書館で百科事典を調べてみたら、ケプラーは

「太陽を中心として六惑星(水星・金星・地球・火星・木星・土星)が五個の正多面体に順次外接・内接することによって、その距離が保たれるという半思弁的な設定」

をしていたそうです。もちろん私にはそれを詳しく説明できません(笑)。

さて本題のボーデの法則について。これについては百科事典で調べたほうが実はわかりやすかったです(笑)。僕なりに説明すると、

1) 地球・太陽間の距離(1.5億km)を1天文単位とすると、各惑星の平均軌道半径(詳細は知らないので略。ここでは平均的な太陽からの距離と考えていいでしょう。)の天文単位の数値は、0.4+0.3×(2のn乗)となる。

2) nは−∞、0、1、2、3、4・・・・だが、

0.4+0.3×(2の−∞乗)=0.4+0.3×(2の∞乗の逆数)=0.4+0.3×{1/(2の∞乗)}
=0.4+0.3/(2の∞乗)=0.4+0.3/∞≒0.4でこれが水星の天文単位。

0.4+0.3×(2の0乗)=0.4+0.3×1=0.4+0.3
=0.7でこれが金星の天文単位。

0.4+0.3×(2の1乗)=0.4+0.3×2=0.4+0.6
=1でこれが当然ながら地球の天文単位。

n=2(火星)は飛ばして

0.4+0.3×(2の3乗)=0.4+0.3×8=0.4+2.4=2.8でこれに関しては長い間謎で「空席」になっていた天文単位だったがこれが小惑星セレス(ケレス)の発見につながった。

ということですね。

で、この法則にその後発生した問題が、海王星や冥王星には当てはまらなくなったということですね。ただし今回百科事典で調べてわかったことがあります。
冥王星の場合にはねまき猫さん紹介の2番目のサイトにも書いてあるんですが、
n=7の場合の天文単位38.8は海王星の数値になるはずでならなかったんですが、冥王星の実際の距離・39.48天文単位と比べると極めて近いということなんですね。誤差が率でいえば天王星の場合と比べて小さくなるはずです。ですので僕の実感ではボーデの法則は「海王星では大幅に外れたが、その代わりに冥王星で、偶然だが、また一致した」といったところです。
「数値の表すところにしか(比較的大きな)天体は存在しない。」というのならこの法則は通用しませんが、
「数値の表すところには必ず天体が存在する(実際にセレスも発見された)。」というのならまだこの法則は通用する、といったところでしょう。

セドナの場合、ボーデの法則が成り立つのかと事なんですが、3月16日現在の国立天文台・天文ニュースによると、近日点が76天文単位、遠日点が約1000天文単位と非常に差が大きすぎるため、平均軌道半径はまだ出てないようです。どういう楕円なのかは大体わかってるわけだから平均軌道半径もわかるかとは思うんですが(僕には計算不可能だが)、ただこれだけ遠・近日点に差があると太陽からの距離も13倍の伸縮があるため、ボーデの法則をあてはめていいものなのか?という気がしないでもないですね。それとこれだけ太陽から遠いと真ん丸い軌道では公転できないのでしょうか?

平均軌道半径がわかって、それがnが整数の場合に当てはまってたとしても、こんなに遠・近日点間に差があっては、かえって説得力がないかもしれませんね。

ところでその頃発売されていた「別冊宝島987クイーンを聴け!」で、ブライアン・メイが「得意の天文知識を生かして特別な天体現象のある時にテレビのニュース番組で解説をしたり」しているという話が載ってるんですが、今回も出てるんでしょうか?
ドラマ「プライド」に便乗した、
特に新味があるわけでもない、
しかも日本で勝手に作った(笑)
ベスト盤のヒットにさらに便乗する形でベストDVDも発売されるそうですが、できたらブライアン・メイが今までに行なった天文知識のテレビ解説に今回の「セドナ」解説も収録した「ブライアン・メイの天体現象教室」のDVDも発売して欲しいですね。再生機持ってないけど(笑)。



追加:「わたしはあきらめない」特集(2004年3月18日<木>20時19分著)
録画して見たんだが、司会の長嶋一茂が聞き役に徹しているのはいいんだけど相槌も打ててないんだよね。過去のゲストの特集なのでゲストがしゃべってるところが重点的に映るからそう見えただけかもしれないけど、それでもシーーンとして「ここは何か言えよ」というところは結構ありました。まだトーク慣れしてなく私のように口下手な人がそこに座っているような感じでした。
ただまとめというか「特集」用の映像はお父さんが脳梗塞で倒れた後に撮られたもので、そのことを語っているのがビックリしました。


         

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