迷響詩酔

歌詞

再び貴方に会えた
余韻の錯覚抱いて
消せない二人のその距離は
明らかな透明

声届き幸せ吐ける
触れてはいけない
叶えられずに
奏でられずに
月夜はゆっくり笑うだけ

貴方を想った愛の唄
籠もった私は愚かでしょうか
ゆらゆら何処まで流されて
一つの歩みさえ何故怖い


川の傍で肩並べ
言葉の響きに溜め息
望んだ星泡沫のまま
孤独が手を招く

袖掴む柔らかな手は
思い出に酷似
悲しげな眼の
文月の夜は
全てが紅く染まってゆく

貴方を想って哀の音
交わす事など許されないから
咲いて割かれても曖昧と
口ずさんで只管酔うだけ


貴方は何処までも貴方だから
私はいつまでも私だから
もう思い出すことも無いでしょう
紅い月夜は涙の色


貴方に揺られて俯いた
傍らで微笑んでいるだけで
巡る命色増すばかり
繋がずに解かずに届かせる

さよなら刹那の愛の唄
薄らぐ視線も朧の月夜
貴方が謳った夢心地
増えて消えて唄い続け
身を任せた残る余韻
瞳を遮る

紹介

民族的な雰囲気のイントロから一気に疾走系へ。3/4拍子でフォークメタルとシンフォニックメタルを合わせた大編成合奏が特徴です。個人的にホルンの吠えが大好きです。特に中間部とか。

参考文献