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プルサーマル計画について

 日本の原子力政策はアメリカの核戦略の一構成部分となっており、それが日本の原子力政策の一つの推進力ともなっています。日本の原子力産業のボロもうけの対象になっていることもあります。

 ところで日本は原発の燃料となるウラン鉱石を世界の各国から買っていますが、ウラン鉱石のままでは燃料として使えません。天然ウランには核分裂を起こすウラン235は0.7%しか含まれておらず、原発の燃料として使うには、これを3〜4%の低濃縮ウランにしなければなりません。その濃縮役務のほとんどをアメリカに依存しています。アメリカの核戦略の維持にとって、ウラン濃縮工場の経常運転の確保は不可欠の条件ですが、日本の原発のウラン濃縮役務はこの一環を構成しているのです。アメリカの濃縮約務を受けた低濃縮ウランは、日米原子力協定にもとづいて、アメリカの規制のもとにおかれます。

 こうした背景のもとで、日本は原発の運転をすすめました。原発を運転すれば使用済み燃料が出てきます。使用済み燃料が出れば出たで再処理に回してきました。再処理すれば、プルトニウムと高レベル放射性廃棄物が出てきます。このような歴史的背景のもとで、政府、電力業界は先の見通しもないままに原子力政策を推進し、それぞれの段階で新たな問題にぶつかると、場当たり的な対処をしてきた結果、今日、プルトニウム過剰問題と高レベル放射性廃棄物問題という深刻な事態に直面しています。

 日本のプルトニウム過剰事態にたいしては、外国から「日本は核武装するのではないのか」の懸念が高まっており、政府、電力業界は、過剰プルトニウムを現状の原発で燃やしてしまうという、また、なんとも無謀で場当り的な対処をしようとしています。既設の原発でウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料として、経済性も安全性も無視して、大々的に燃やそうというのが「プルサーマル計画」です。


私達は「プルサーマル計画」に反対します。



原子力産業が抱えるさまざまな問題を知ってください。

◎原子力資料情報室 
 http://cnic.jp/

◎原発事故災害サバイバル・ハンドブック 
 http://www.ne.jp/asahi/radiation-disaster/survival/index.html



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