OSAKAウルフルカーニバル
ウルフルズがやって来る
ヤッサ!ヤッサ!ヤッサッサ!
2001.08.26 WTCオープンエアスタジアム

  

やって来ました一年ぶりの大阪野外!ワタシ的にこの夏最大且つ最後のイベント「ヤッサッサ!」、今回は地元の友・ライブ相方Y(やる気モリモリ)、広島では家庭の事情により涙をのんで不参加となったYねえさん(雪辱果たしたな)、ねえさんの友P嬢(広島でも一緒だったね)の4人で参加しました。今回は野外&この夏最後だし、思いっきり楽しもう♪ということでメモ&ペンも脳みそレポモードも発動させず、ライブ堪能モード全開でライブに臨みました。という訳で、今回は(今回もか)「レポ」ではなく「ゆー的ヤッサッサ!覚書」となってますのでご了承下され。
  
今回は前日から大阪入りしてたんだけど、この日はあいにく朝から雨模様。昼過ぎになっても空は「いかにも」なグレーで、「雨ガッパ持って来ててよかったかも」なんて思いつつも、かなりお天気の神様を呪ってしまいました。(集合時間に大幅に遅れて)会場入りした後も天気は悪く、心配してたんだけど、ライブが始まってからは結局雨は一滴も降りませんでした!お天気の神様、ありがとう(笑)。

※ ちなみに、今回は「ヤッサッサ!アルバム」も作成してみました。
  会場周辺の様子などはこちらからご覧ください。

  

◆オープニング 〜小さな奇跡と大きな勘違い〜
17時ちょっと過ぎ、ステージ脇の巨大モニタに写し出されたのはウルフル飛行船の映像。「えっ??も、もしやこの飛行船にはメンバーが乗ってて、飛行船が今から降りてくるとか?それともパラシュートで飛び降り??タイスケってもしかしてチャレンジャーな事務所なん?…んな訳ないよねー(爆)」なんてくだらないコト考えてた(でもちょーっとだけ本気入ってたけど・笑)ら、ステージの両脇からダンサーの皆さんと共にメンバーが…あー勘違いでよかった(爆)。ステージ下手からオレンジ色(このギターが一番好きvv)した巨大ギターに乗っかったケーヤンとミッキー、上手から「アホアホプロレスリング」と書かれたリングに上ったサンコンとイチローくんが登場!あのギターいいなあ、私も乗ってみたいっす。
  
ハデハデなケーヤン・サンコンに続いて、ボーカル・トータス松本も登場!記念すべき1曲目は「ウルフルズA・A・Pのテーマ」♪ そして不思議なことに、この曲が始まると同時に、あれだけ厚かった雲が少しだけ動き、ほんのちょっとではあったけど、おひさまが見えました!空から光がさしこんだこの一瞬に奇跡を感じてしまった私は、オープニングから感動でウルッときちゃいました(苦笑)。今回は残念ながら青空を見ることはできなかったけど、やっぱ太陽はウルフルズに味方してくれてるよ、きっと。

  

◆最後の砦まで(笑)
「前夜ッ祭」でみんなの度胆を抜いてくれた、ケーヤン&サンコン(ミッキーも?)のド金髪、辛うじてイチローくんだけは男の黒髪を死守してくれたのね…と思ってたら、な・なんと!イチローくんまで金髪になってるよ〜(苦笑)。これは何?ウ関係で流行ってるから「流行に乗らなきゃ」な金髪?それとも事務所の圧力?(おいおい)イチローくんは黒髪でいてほしかったなあ…もしくは坊主頭にタオル巻きで。
  
全然関係ないけど、ケーヤン、眉毛もブリーチしてましたね。金髪に真っ黒な眉も考えものだけど、ちょっぴり薄眉が気になったもので…。
  
◆なつかし曲たち
「彼女はブルー」好きな私と相方Y、この曲のイントロが流れた時には「ギャ〜〜〜〜」と思わず絶叫☆ライブでこの曲聴いたのっていつぶりだろ?お約束がたくさんある曲も好きだけど、この曲みたいに「お約束を気にせずとにかく踊れる」ってやっぱイイな〜なんて思いつつ踊ってました(笑)。あとワタシ的に懐かしいといえば「Give Meチャンスをくれよ」もあったし、相方はこれに加えて「きみだけを」にも感激しておりました。
  
◆ウルフルケイスケ巨大木琴ショー!
「ライブライブ一直線」ツアーでは「ウルフルケイスケ木琴ショー☆」と化していた「明日があるさ」。今回は背丈ほどもある折りたたみ式巨大木琴が登場しました!! トータスが「そう、みんなの家にもきっとあるあの楽器…」なんて説明してたけど、いや、こんなデカい木琴ありませんって(笑)。そして色んなユニフォームを着たダンサーの「明日があるさ体操」と共に、「ウルフルケイスケ巨大木琴ショー」開幕♪♪演奏を終え、ホッとしてるところにトータスの「ONE MORE TIME!」の声が…場内大歓声、そしてケーヤン「ひえ〜」な表情!結局今回の木琴ショー、3回もやってくれちゃいました!! 途中から木琴の音が一音出なくなったのが残念だったけど、面白かったのでおっけー!ケーヤン、「グッジョ〜ブ」でした。さすが「日本唯一(たぶん)の木琴を演奏するギタリスト」だけあるね(爆)。
  
◆せり出しステージにせり出すせり出すワタシたち(笑)
今年もまたせり出しステージ(コレって正式名称は何なんだろ?便宜上「せり出し」なんて勝手に言ってるけど)で数曲演奏してくれました☆私たちは前方のステージよりこっちの方が近かったので、「どんどん近くに出て来て〜vv」って気分でした(笑)そしたらみんなも同じ考えだったらしく、みんなズリズリズリ…とステージに近寄る近寄る!(ちなみに終わったらみんな元の場所に戻ってた…)そのおかげで、かなり間近でケーヤン(一番近いところに立ってた)を見ることができましたvv 近くで見ると笑顔が一段と眩しかったです。うはは。あと、このステージって、(サンコンは無理だけど)メンバーが色んなとこ向いて演奏するから、普段見られない「演奏する(歌ってる)背中」が見られる、ってとこがイイね。うん。ウの皆様、今度円形ステージでライブやってみません?(笑)
    
◆トータスの答えだ!
イントロでのトータスの言葉にハッとさせられたり納得させられたり感動してしまう「それが答えだ!」。今回も「前に向かって、前進あるのみ!」「倒れる時も前へ倒れろ!! 」と印象的な言葉を叫んでました。いい言葉だなぁ。今のウルフルズって、まさにこんな感じに見えるんだけど、それって私だけ?
  
◆似非タテジマFAN大集結
今回の会場は大阪、ということで当然「大阪ストラット」も演ってくれました。ご当地バージョンも好きなんだけど、今回は「大阪、大阪♪」って大っぴらに歌えるので嬉しかったです。そしてここでは去年とは違った趣向が…。熱狂的タイガースファンであるケーヤンの希望を叶えるため、「甲子園名物・六甲おろし&風船とばし」が!! トータスの合図と共に風船を膨らます二万人、当然うちらも頑張ったよ〜まずはゴムを伸ばして膨らませやすくするところから(笑・これぞ昔とった杵柄←カープファンも風船飛ばすのよ)。そして「六甲おろし」、♪六甲おろしにホニャララで〜フンフンフン(中略)輝く何とか(我が名ぞ、らしい)阪神〜タイガース おーおーおおー阪神タイガース!フレーフレフレフレー♪…って最初と最後しか歌えてない(苦笑)メロディは大体分かるんだけど。こんなコトなら大阪の友・A嬢(熱狂的タイガース娘)に歌詞を教えてもらっとけばよかったよ。でも久々の風船とばしは楽しかったです♪色とりどりの風船、キレイだったなぁ…。
  
◆PVもびっくり
今回の「ガッツだぜ!!」は、PVでおなじみ「毒矢にやられ倒れるバカ殿(笑)トータス」バージョン。胸を押さえバッタリと倒れる殿トータス、「ガッツだぜ、ガッツだぜ」と腕を振り上げる二万人(笑)。そして殿、パチリと目を覚まし、復活!! と同時にステージの骨組上部から炎が「ドカーン☆」音すごいし、炎でかいし、おまけに熱いし、めっちゃくちゃビビったよぉぉ!!! 私たちはAブロックの後方で観てたんだけど、あの距離であんだけ熱かったということは、ステージ上のメンバーは髪チリチリになりそうな位熱かったんじゃないかしら?(大袈裟な…)
  
そうだ忘れるとこだった!この曲だったと思うんだけど、間奏部分でケーヤンが花火をギターの先端につけて演奏してたっけ。インパクトあるし綺麗だったけど、あれって熱くないのかしら…しかし今回は炎続出ライブだったよな〜(笑)。
  
◆愛すべき新譜たち
昔の曲もあれば新しい曲もあり…ということでCD化されてない曲も演奏されました。「ライブライブ一直線」ツアー1曲目だった「愛撫ガッチュー」と、10月発売予定の「事件だッ!」の2曲。両方ともウルフルズらしい(って言い方もどうかと思うが。表現力貧困すぎ)インパクトと勢いのある曲で、発売前からすっかりお気に入り♪「愛撫ガッチュー」ではライブライブ@京都で初めて聴いた時のあの衝撃を思い出し、「事件だッ!」はケーヤンのコーラスにメロメロ(苦笑)堪能させていただきました。わはは。
  
◆母の愛
終盤のMCではケーヤンがお母様の話をしてくれました。何でもケーヤンのお母さん、今までライブに誘っても「あんたらのライブなんか行かん!」なんて頑なに断わってたのが、今回は「誘ってくれてありがとう。今回はええわ、また次に…」と優しく言われたそうです。ケーヤンは「(お母さんの)成長が見られた」なんて言いつつ、すごく嬉しそうでした。ちょっといい話だったな〜。
  
◆日曜八時、南港の花火
そしてラストは花火・花火・花火!! 「どこの花火大会?」っていうくらい、たくさんの花火が上がりました!めっちゃキレイで感動した〜相方Yなんて感動でマジ泣きしてたです。そしてふと振り返ると、メンバーもせり出しステージに出てきて、みんなと同じように花火を見てました。すごくいい表情で。メンバーとファンが、同じ空間で同じように同じものを見てる…この事実にまたしても感動してしまったです。

   

ライブ終盤でトータスが「ウルフルズは他に類を見ない、唯一無二のロックバンド。メンバーも他に替えがきかない」みたいなことを言ってて、それがすごく印象的でした。うんうん、絶対そう!なんて強く頷きながら聞いたんだけど、ホントそう思うです。だってさ、こんなに笑えて、こんなに感動できて、「いかにも泣かせる」歌詞でもないのにジーンと涙が出てきちゃうような、こんなライブやってる人たち、他にいる?いるなら教えて…って誰に言ってんだ自分(苦笑)。来年の夏はどこで、どんなライブを魅せてくれるんでしょう?今から楽しみです♪

  

(2001.09.09)

  

   
   
《追記》
メモカが到着し、曲順が判明しましたので、記念に書いておきます。  (2001.09.17)
  
01. ウルフルズA・A・Pのテーマ 08. 明日があるさ 15. ガッツだぜ!!
02. 彼女はブルー 09. Give,meチャンスをくれよ 16. それが答えだ!
03. サマータイムブルース 10. ツギハギブギウギ
04. SUN SUN SUN '95 11. きみだけを E1. 事件だッ!
05. 借金大王 12. サンキュー・フォー・ザ・ミュージック E2. すっとばす
06. ホンキーマン 13. 大阪ストラット E3. いい女
07. バンザイ 〜好きでよかった〜 14. 愛撫ガッチュー