通算３回目の無敵ＮＩＧＨＴである。
ｈｉｄｅ　ｎｉｇｈｔから数えたら、 ６回目であろうか。それほど浸透したとは到底思えないが（笑）、恒例行事になりつつあることは確かである。
ま、先の事はわかんないけどね。やりたい限りやるのだ 。
紆余曲折あるのは毎度の事、どんなに苦労してもそれがすべて報われちゃう気がするのが無敵マジックなんである。

　さて、こられなかった皆様にご報告申し上げよう。
会場を今までのＭＯＲＲＯＷ　ＺＯＮＥから馬賊に移しての第１弾。お店の大協力もあって、メインパーティーの時間は（１０時まで）フリードリンク飲み放題という太っ腹。前売り２０００円でこれは破格ですぞ。
もちろんおかーさん手作りの美味しいフードもいただけます。
つか、うちらみたいな呑み助ばっかりじゃお店は赤字やね（笑）、タロウさん（オーナー）はさぞかし冷や汗をかいたんじゃないだろうか。

■今回は初めて本格的にスタッフTシャツを作って、初めての企画も盛り込みつつ開催したのでありますが、来てくださった皆様にはおおむね好評だったのではないかと思われます。
特攻服にヒントを得たスタッフTシャツには、各自思い入れのある歌詞や座右の銘などを入れたり、なかなか良い出来だったのではないかと。
インターネットで見つけたTシャツプリントしてくれるお店で作ってもらったところ、これがものすごーくキレイな仕上がりで。以前に自分達でアイロンプリントで作成したところ、著しくむらのある出来あがりだったもので、これは念願かなったりと、発注係＠衣舞喜ぶ。
　もう一つの初企画は、カルトQのコーナーだったのよね。ま、この話は追々。

■で、無敵本番一週間前に日にちはさかのぼる。
●●斎場ウラ、変宅に集まったスタッフ一同。 衣舞とワタシが到着すると、あゆらんが既にＶＪの練習をしてました。一週間後にに迫った本番に備えるべく、余念がない。
　やる事はまだまだある。作るものもまだまだある、しかし……
この日を境にスタッフ全員＋１（桑原家Ｊｒ．）、皆仲良く風邪をひいてしまう。
むむ〜、雑魚寝したのが原因か、日頃の疲れが出たのか。せっかく本番に向けて起きてる練習までしたのに（爆笑）
いやね、ワタシ皆に睡魔と呼ばれてるくらい寝るの（つぶれるの）早いもんですから、本番で最後まで起きていられるように練習しようとしたの。
この日は上手くいって、最後まで起きてたワタシは、日曜日の朝「アバレンジャー」まで見て最後に寝たのだけど、結局何というか……本番では寝ました。しっかり（笑）
どこでも寝られるって既に特技よね。と、言い訳してみる。

本番まで一週間を切る。ラストスパート。
ＤＪ、ＶＪをすべてパソコンでやる異種スタイルな為、取り込む音声、画像は膨大な量になる。
それをすべて統括するＤＪマスター＠変の負担は相当なものである。
なにか作り忘れている画像はないか？曲は全部揃ったか？出来るだけ曲数や画像を取り込むための試行錯誤。
技術が伴わない部分は、ほかのところでカバーするのが自爆の掟「適材適所」であるが、このときばかりは自分の力のなさを悔やむのである。
しかし、日ごと風邪の症状が重くなってゆく中、自分だけのんびり寝てもいられず、鼻をずびずびさせつつＰＣに向かう。
カルトＱ台本やら、当日配布のビラを作成し、果てる（笑）

で、本番前日再び変宅に集合するスタッフ。
最終打ち合わせと、カルトＱのリハ、通しで全体の流れを確認する。上映ビデオの確認。
そう、この上映された映像。
ＤＪマスター＠変ちゃんのスタッフ内だまし作戦が始まったのである。

■変ちゃんと、くっしー作のお鍋を皆でつつきながらビデオを見たのであるが、この時見せてもらった内容と、当日実際に上映されたものが全く違っていたのだ。
最初の違いはメインパーティーでの２度目のビデオ上映時だった。
くっしーが作ったはずのルナシー映像が、違っていた。曲は一緒だからよそ見してたらわかんないとこだったのね。で、あれ？なんか昨日確認した時と違うような気がするけど、自分の思い過ごしだろうとこのときは思ってました。
それがはっきりわかったのが二次会開始のムービー直後の映像。
あれ？あ、あ〜っ！ｈｉｄｅちゃんが違う！
話は前後するけど、二次会開始の乾杯ムービー（詳しくは後ほど）直後に始まる予定の「ＲＯＣＫＥＴ　ＤＩＶＥ」。
前日確認したときはＭステの画像を使用してたのに、いつのまにかＮＨＫの時のに変わっていたのであった……
あれあれ？違うと叫んでるワタシの横で、してやったりと、ニヤリ顔の変。
まったくこういう嬉しいびっくり箱な企画が好きなヤツなのである。

■さて当日。
オープン３０分前にお店に集合したスタッフ一同。
馬賊の前にはあゆらんの車が止まっていて、並びのコンビニ前には名寄からやってきたＮＡＯＫＩが既に待っていた。

しかし。

店が開いてない（笑）
まだお店の方がだれーも来ていないのであった。
準備にそれほど時間がかかるとは思わないけど（今回は飾りつけもほとんどしないし） 、一応７時オープン予定なんだよなぁ。
ま、いいか。何とかなるだろう。＞アバウト
そしてここで大問題が勃発、メインＤＪ変な人がかつてない大汗をかく事件が起こる。

ＤＪ用のＰＣの電源が落ちた

「こんなの見たことない」と冷や汗をかきながら配線その他システムの点検をする変。
ＶＪ用のPCも、最初はうんうんうなっていたようで、この二つの商売道具が使えなければ、今日は何にも出来ないではないかとあせりつつ作業をする。
その間にも着々とフライヤーをエントランスに貼ったり並べたり、テーブルを動かしてみたり、余念がない。
お客さんもちらほらやってくる。
大丈夫かなぁ、オープンの７時は過ぎたんだけど、またＰＣが復旧しない。
はらはらしてると、ようやく「できた♪」と変ちゃんの笑顔。
さ、これで始められますよっ

■自爆Co.，Ltd？（仮。実際にそんな会社はナイ）の専務取締役姐御＠杉原衣舞、前回はできなかったから、今回は絶対にこれがやりたかったとスタッフ全員を集める。
会場の受け付け付近で輪になって簡単なミーティング。そして円陣組んで気合入れ。
これこれ、この気合入れがやりたかったんだと＞衣舞談
「気合入れ（てく）っぞぉー！！」＞なにげにRYUICHIが乗り移ってるところがSLAVEである
ここでお客さんからなぜか拍手がおこる（照）

持ち場についていよいいオープニング。
これは前回もやって、スタッフ内にもお客さんにも好評だったのだけど、趣向１。ＴＶ番組みたいにＣＭやアイキャッチを挟もう計画。
集めに集めたなつかしのＴＶスポットに会場湧く。それからオープニングへなだれ込む。
前回から使用のＤＪバラキによる、開催に先駆けての注意事項も、 今回はちょっと手を加えてＶＪつきである。
ＤＪマスター＠変製作による入魂のオープニング曲「WARLD　ANTHEM」に血が騒ぎ出す。
正直言って、最近Ｘとかまともに聞いてなかった分、余計にざわざわとたぎるのである。
ＴＯＳＨＩ君の『オンベイス、タイヂ〜！』に、すっごくうおーっとやりたいのだが、いかんせん始まったばかりで会場内がおとなしめにまったりしてる分、ちょっと気が引けてしまう（笑）

■約１時間のＤＪタイムのあと、お宝映像上映会。
Ｘ映像の後はＣＭを挟んでLUNA　SEA映像へ。ここで桑原夫妻のスタッフだまし第１弾が出る。
くっしー作製の映像が、昨日のリハと違う！
お宝映像に悶え死ぬ人続出（笑）

「そういえば、この時間は俺たち休んでいていいんだよね」とメインＤＪ＆システム担当変、衣舞に言う。
しょっぱなからアクシデントに見舞われていたものの、ビデオが始まり、ややしばらくしてビール缶を手にステージを降りる二人。
お疲れ〜とまずはみんなで乾杯。会場のまったり具合は既にいつもの宴のノリであるが、妙に晴れ晴れした顔の変。

ところで、このお宝ビデオって、めちゃくちゃ著作権や肖像権に違反してると思うので、あまりおおっぴらに書かないほうがいいのかしらと、今ふと冷静になった（笑）
どうなの？
あくまで個人の趣味的上映ではあるのだけどさ。

■ビデオタイムの後、再びＤＪ。
この時間は短くて、次のカルトＱの準備をはじめる。
ま、準備ったってなにもないんだけどさ（笑）、心の準備ってやつが必要で（爆笑）
思ったより早くテーマソングが流れてきて、「え？もうやるの？」と焦ったワタシ。

それはなぜか？

それはだなぁ、カルトＱのコーナーオープニングに、某シンクロドラマに使われた曲を使って、スタッフ皆で（ちょこっと）踊ったからだ！
何の事はない、簡単なダンスなんだけど、これのためにＤＪマスター＠変は前日の深夜練習したとかしないとか（笑）。
映画、パルプフィクションのテーマ曲でもあった「ＭＩＳＩＲＬＯＵ」ですよ。
ほら、シンクロシーンで最初に使われたやつ。
や、単純にあのドラマが好きで、スタッフ皆が見ていたのと、曲調が好きなのとで。
しかしお客さんから、拍手されるとは思わなかったわい（照）
スタッフ全員、ここが一番心配だったのではないだろうかと密かに思ってたんだけど、どう？＞スタッフＡＬＬ

そんなこんなで無事始まったカルトＱコーナー。司会はあゆらんと樹利亜。
心の準備が必要だったのは、自分が司会進行役だったからという事もあったのですね。 ま、あゆらんと二人ではあったけど、そんな大役やった事ないもので。ええ。
マイクがハウってしまって使えなかったので、生声で叫ぶ。
そんなに大きいお店ではなかったので、幸い問題もなく。
問題といえば、風邪でいかれた喉を酷使したおかげで、声が枯れたとかそんな程度。
これに使用するジングルや、３択問題の画像などおもしろがって作った画像が結構凝っていて、意地悪問題も出したりね。おもわずステージ上のＴＶモニターにお客さんが詰め寄るシーンもあったよ（笑）
カルトの問題サンプルは、別ページで紹介しています。
来られなかった人にも、ちょこっと味わっていただきましょう。

ステージの上から見てると、お客さんの反応が良く見えて、楽しんでくれていたみたいだったのが良かったなぁと。

■夜も更け、メインパーティーが終了。約１０時過ぎ。
フリードリンクの時間はここで終了。同時に二次会に突入する。
「じゃぁ、二次会始まりの音頭はこの方にとっていただきましょう」
皆でグラスを持ち、乾杯の準備……流れたのは、ＹＯＳＨＩＫＩの乾杯！の音頭。
この気合入れのような力強い音頭とりにヤラれた人多数。
「乾杯！」「うおーっ！」の声の直後に「ＲＯＣＫＥＴ　ＤＩＶＥ」が入る。
先にも述べた、ここで、変ちゃんのスタッフだまし作戦第２弾が出る。

さて、ここらで出演予定のバンドメンバーが揃ったところで、あゆらん企画のダンスチューンＤＪをしつつ楽器の準備をはじめてもらう。
この日の為に集めてもらったメンバーで、いいだしっぺはｅｘ ＤＩＡＢＬＯのギタリスト＠洋輔である。
３ピースの超シンプルな構成ながらも、なかなか演奏上手いぢゃないかとスタッフに言わせたバンドでした。
ところで、このバンド、ボーカリストがいないという大きな特徴がありまして、「お客さんで歌いたい人出てきて」と、洋輔。
曲は聴きなれてて知っていても、いざとなると歌詞が出てこないもんなのである。
そこで選抜されたのが、ＪＥＴＳボーカルたけし。
一部自爆の面々には非常に不評なボーカリストではありますが、盛り上げ隊長としての役割を買って出てくれる。
即席ＪＥＴＳは、演奏陣が良かったおかげでなかなか盛り上がったのではないでしょうか。

ボーカリストは続々代わる。
かく言うワタシも「Ｄｅｓｐｅｒａｔｅ　Angel」で出ないかとあゆらんとくっしーに誘われて前には出ましたが（笑）、ほとんど歌ってませんでした〜（汗）
しかし、最初、ボーカル不在のバンドと聞いて、大丈夫かいなと密かに心配してはいたのだけど、それが意外やかえって良かったかも知れないと思いました。
無敵ＮＩＧＨＴとは、見せる・見るイベントではなく、参加して楽しむイベントなのだからと実感したのでありました。
だからやっぱり曲がかかってる間は踊って欲しいし、飲んで騒いでほしいのよ。

■バンドの後は、ＥＸＴＡＣＹ以外のスタッフこだわりＤＪタイムに突入である。この時間、ＤＪのみでＶＪはほとんどない。気が向いた曲のときだけにやるだけである。
映画音楽ありクラシックまでかかり、なんでもありのジャンクな時間。曲順は別ページで紹介、できるよね＞変

で、問題の魔の時間（笑）午前４時頃にワタクシついに意識不明になる。
「あ〜、睡魔が出たー」と変が笑う。
こっからやく２時間ほどイスを並べて爆睡してしまい、何が起こっていたのかは分かりませぬ。
しかし、よくそんなところで眠れると言ったのは誰だったか？
気がついたときにはＸのチッタのライブが流れていて、ＴＯＳＨＩ君の「オンベイス！タイヂ〜！」の声に耳が勝手に反応して目が覚めたのでありました。

いつもすまん（前回もやってる）、片付けもろくに手伝わんで。＞スタッフ
反省しきりである。
朝まで起きていようと練習したアレは一体なんだったのだ。＞無駄

最後にスタッフが並んでで写真をとってもらう。
寝起きの朦朧とした顔で映った写真がどんな出来上がりだったのでしょうか。不安（笑）

ＮＡＯＫＩを送って、早朝の札幌駅への道のりを歩くＤＪマスター＠変の爽快なすがすがしい笑顔が、印象的だった無敵明けの朝。
おもわず饒舌になる彼の姿に、何を持ってイベントの成功とするのかが良く分かった気がした。
それは客の入りではない。どれだけチケットが売れたのかが問題ではない。
ここまで来るのに、今回もいろいろあったけど、やっぱりこの爽快感は何度味わってもいいもんである。

参加できなかった遠方の皆様、今度は皆で遊ぼうね。

最後に、ワタシと衣舞が笑い転げたメインＤＪ＠変ちゃんの最強写真を(笑)
カメラ回してるときでもビールは離さないこの心意気がかっこよいではないか！ よっ！日本一！（爆）
なにげにモザイクかけてみたりして

writteｎ＆ｐｈｏｔｏ　ｂｙ　樹利亜