指揮者紹介

田口 邦生

田口邦生先生

名古屋生まれ。北九州で育つ。武蔵野音楽大学卒業。指揮法を甲斐正雄、三石精一の両氏に師事。1969年茨城交響楽団に招かれて入団、指揮者の汐澤安彦のもとで5年間指揮法及び合奏法の実際を研鑚。22年間にわたり茨城交響楽団に在籍、その間常任指揮者・音楽監督を務める。現在は、1986年に自らの呼びかけで結成したイ・ソリスティ・イバラキ室内合奏団代表及び常任指揮者として活発な演奏活動を続け、“文化の自立”を目指し、地域密着型の音楽活動の先駆的役割をなしている。
水戸一高には1975年に赴任、以来1999年3月に退職までの24年間にわたり同校吹奏楽部の輝かしい実績を残している。在職中から“オーケストラの魅力”を部員達に説いたことから、大学進学後のオーケストラ経験者が非常に多い。そうしたことから、今回のコンサート企画がOB達の自発的行動として実現したものである。