ボーカルのピッチ修正 ・ ボーカルのピッチ調整 ・ ボーカルのピッチ補正

 ボーカルの音程(ピッチ)を修正し、伴奏との整合性を高める処理を執り行います。

参考画像

 
 薄い線が、収録された段階での音程を表しています。

 オレンジ色が、補正した音程を表現しています。

 機械的に平坦な音質になる事はなく、自然な歌唱状況が保たれます。




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 Magix製のソフトウェアにて、高精度処理しています。
 音質は比較的良好で、大幅なピッチ修正でない限り、音質低下はほとんど皆無です。
 (ピッチ補正処理した音源であるか否かの聞き分けは、ほとんど不可能、もしくはかなり難しい程度の品位が保たれる場合が殆どです。)

 処理手順例 その1

 当方が行うピッチ補正処理は、ボーカルトラックを全体に渡り、より近い平均律音程へと補正いたします。
 その後、歌い手が意図している音程とは異なる音程に調整されている個所を再調整補正する手法です。
 部分的に数カ所を処理し、処理料金を決定するタイプとは異なります。
 (伴奏との和音状況を考慮し、概ね整合していると思われる音程に調整いたしますので、明らかに不協和音と化している状況は、ほとんど発生しない、とお考えください。)
 (初期納入の段階で充分に再調整の必要が無い状況を目処に調整しますので、最初の納入段階で正確なピッチに調整されていない場合は、ピッチ調整自体が困難な音声状況であると判断しても良いです。)


 一旦、この処理を施した段階で、依頼者様へ音源を提出いたします。ボーカリストが歌っている各フレーズのピッチは、それぞれが、最も近い平均律の音程に向けて処理されている音源となります。
 (この段階では、意図している音よりもピッチのズレ幅が大きい場合、異なる音程に調整されている可能性があります。しかしながら、当方で概ね正確な音程を予測可能な場合、意図していると思われる正確な音程にあらかじめ調整いたしますので、概ね全体に渡り、正確なピッチ状況となります。)

 この状況を一旦ご確認頂いた後に、さらに調整したい個所をご連絡いただき、微調整を行います。
 (微調整、再調整の希望部分を、当方へお知らせして頂きます。)
 (最初の納入データの段階でも、極力再調整を必要としないレベルまで仕上げた状況ですので、ピッチの正確性が薄い箇所が存在した場合、調整処理が極めて困難な箇所である可能性が高いです。こうした状況の場合は再調整の効果も薄いと思われます。)


 歌い手が意図していない音程に調整されてしまうケースは、具体的に説明いたしますと、音程F(ファ)で歌ったつもりであっても、歌声のピッチが、FよりもF#に近い音程であった場合、かなり正確なF#へ調整される可能性があります。こうした部分について、半音訂正個所を再調整処理し、F(ファ)に調整します。伴奏との兼ね合いで、不協和音にならない音程を正しい側と判断して、予め調整しておきます。
 (再調整であっても、処理元データの本体は非破壊処理となっていますので、処理を重ねても、音質低下は発生しません。ご安心ください。伴奏とメロディーの和音状態から、概ね正しいであろうピッチ音程を予測してピッチ修正処理いたします。あくまで、当方の予測で、正しいピッチ側であろうと予測した方向への、ピッチ調整となりますので、予めご留意ください。)


 微調整、再調整希望個所の処理数を、追加料金として、処理価格に反映する形となります。
 (再調整等の希望が特に無い場合は、追加料金は発生しません。)



 処理手順例 その2

 ボーカル録音状況を確認し、全域に渡って平均律に近づける処理よりも、局所的に狂っている箇所を調整した方が、歌唱状況がより好印象になる状況である、と当方で判断した場合、全域に渡っての平均化処理は行わずに、調整した方が良い場所や調整すべき場所のみ、正確と思われるピッチ位置近くへ調整いたします。
 歌いまわしをできるだけ残した方が、歌唱状況の個性を維持できる利点があります。そうした方が印象が良いと予測されるボーカルなどは、こちらの処理方針で処理いたします。



  再調整希望個所をご連絡していただく際の注意点
 歌詞の位置指定につきましては、「分:秒 ; 歌詞の台詞」 という形でお知らせください。
 (1番のサビのXXXという所、のような等、曖昧な位置指定表現は、位置断定に時間を要し、効率が極めて悪くなります。低価格処理を実現する為、効率的な作業を必要としていますので、ご留意ください。)



 当方で処理した場合の利点

 修正個所毎で価格が決まるサービスなどでは、曲全体に渡っての正確な補正は行われませんが、当方では、全ての部分へ比較的正確な補正が行われます。しかも、機械的に不自然な平坦音程になる事は、ほとんどありません。
 また、曲全体に渡る処理は、高価な処理費用を請求される事が一般的ですが、当方では、そうした事はありません。

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調整例 1


 調整前音源


 調整後音源



                              



調整例 2


 調整後音源


(「調整例 1」 の処理に加えて、上記のボーカル音の音程も修正しています。)






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ご依頼方法

 最近の高いネット普及率に伴い、データの相互やりとりの方法が、ネットを通じて行われる事が一般化しつつあります。そうした背景を考慮いたしまして、処理楽曲は、楽曲のWAVデータをネットで相互転送する方法により、受け付けする方法を、基軸サービスとする事にいたしました。

 WAVデータを転送する方法につきましては、お客様が管理していネットサーバー上にアップロードする方法などがありますが、そうしたサーバーを保有していない場合は、無料の転送サービスを利用する事でも簡単に可能です。初めて転送サービスを使用して依頼したい場合などは、お問い合わせください。
 ネット利用による相互データのやりとりは、時間的により迅速に処理できるため、短納期等々にも、より対応しやすくなりますので、双方にとって、より有利な面が多くなります。

 依頼時は、ボーカルトラックデータ、伴奏トラックデータ、ボーカルと伴奏の仮ミックスデータ、の計3本をご用意ください。伴奏データとボーカルトラックデータの頭だし位置は、一致させてデータを制作してください。
 (伴奏データと音程が噛み合っているか否かを確認する必要がある為です。)

 (シンセリードなどで、メロディートラックを作成可能な場合は、そのデータもご提供ください。ピッチの正確性を確認しやすくなるので処理の正確性が増し、都合の良い状況となります。)


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[注意点]
 ボーカルトラックは、伴奏などとは別途、独立したトラックに収録されている必要があります。
 (ボーカルのみの音声で収録する必要がありますので、ご注意ください。)

 当方の処理によって歌唱状況自体が上手になる訳ではありません。

 ピッチ補正、ピッチ調整、等々当方が行なう全ての処理依頼については、ご希望やご要望を完全に満たす事を保証している訳ではありません。
 他社等の処理と比べて、必ず当方の処理の品位が上回る事なども保証はしません。
 他社より処理品位が劣るような印象があった為、等の理由でのクレームや返金には応じられませんので、予め十分ご理解いただいてからご依頼ください。


 ピッチ調整を行った場合、音質の質感がある程度変化する可能性があります。
 (データの録音状況や処理状況で状況に差はあります。)
 音質を最優先する場合などでは念の為ご注意ください。まったく問題ないレベルでの音質変異に留まる事を保証している訳ではありませんので、予めご注意ください。

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処理料金

 ミックス処理との同時依頼の場合

 ボーカルトラック1トラックにつき、1500円です。(3トラック依頼時の処理費用です。2トラック以下でのご依頼時は、2000円となります。ご注意ください。)

 微調整、再調整希望個所が5個までのサービスです。

 微調整、再調整希望個所が5個以上の場合は、1個増加毎に、プラス200円といたします。

 個別依頼の場合

 ボーカルのピッチ補正処理のみのご依頼は、1トラック2000円といたします。(3トラック依頼時の処理費用です。2トラック以下での処理費用は、2500円となります。ご注意ください。)

 微調整、再調整希望個所が5個までのサービスです。

 微調整、再調整希望個所が5個以上の場合は、1個増加毎に、プラス200円といたします。


 ご注意
 楽曲の長さは、5分台を1曲といたします。6分を越える場合は、数曲分として取り扱います。

 (2008/12/5 料金改定)



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 (おおまかな留意点)

 コストや処理時間など、ある程度の制限範囲内ではありますが、出来うる限りより良い状況を目指しています。
 (当方では、世界的に評価の高い高品位プラグインソフトを使用して処理しております。)
 しかし、どのような状況の楽曲につきましても、完全な仕上がりの音質を必ず保証している訳ではございません。処理限界があり、試聴上より音質を引き上げる事が困難な場合もございますので、あらかじめご了承ください。
 また、極めて短期間、短時間で仕上げてほしい等々につきましては、かならずしもスケジュール調整が可能とは限りませんので、ご留意ください。

 基本的には、著作権保有者や原盤権(原版権)を保有予定の、いずれかの方の連絡により依頼をお引き受けいたします。
(バンドの楽曲の場合は、代表者でかまいません。)
 第三者が依頼を行う場合は、トラブルを未然に防ぐ為、必ず、著作権保有者、もしくは原盤権(原版権)を保有予定の方のいずれかに承諾を取りまた、連絡先などもお知らせください。
 法人依頼の場合は、連絡先住所、担当者氏名等を明記してください。

 こちらが完成音源や仮処理ファイルをアップロードした後、5日間以内に校正依頼等々のご連絡が無い場合、その時点でご依頼終了と見なしますのでご注意ください。


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 ピッチ補正、ピッチ調整、等々当方が行なう全ての処理依頼については、ご希望やご要望を完全に満たす事を保証している訳ではありません。
 他社等の処理と比べて、必ず当方の処理の品位が上回る事なども保証はしません。
 他社より処理品位が劣るような印象があった為、等の理由でのクレームや返金には応じられませんので、予め十分ご理解いただいてからご依頼ください。


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 当方の処理によって歌唱状況自体が上手になる訳ではありません。
 全体的に、歌のピッチの状況を、なるべく正確な平均律へ近づけるように改善処理を行うものである、とお考えください。また、まったくピッチずれのない歌唱状況を実現できる保証はありませんので、予めご留意ください。
 ピッチ関連においては、全体的に改善処理は行われる、という事ですが、完璧な処理の実現保証はありません。




法人様へのご依頼時の注意
 当HPのサービスは、個人向けのサービスであり、個人的に自費出版などを行い、費用負担もすべて個人ベース
で行う活動を前提としている方々向けのサービスとなっています。インディーズレーベルよりの流通であっても、費
用そのものは、個人で全て負担している場合なども、これに当たります。しかし、インディーズレーベル側が基本的
な製作を行い、売上の一部は、楽曲提供者などへ還元する、というシステムを運用している法人様などにつきまし
ては、個人向けサービスの適応外となります。
 法人様からの依頼については、別途契約を行っています。インディーズレーベルを保有する企業様なども、別途
契約となります。権利問題などを含めた契約、料金設定となりますので、法人ベースでのリリースを予定している
場合は、別途お問い合わせください。
 法人様や、インディーズレーベル運営企業様、レーベル企業様との処理費用につきましては、必ずしも安い訳で
はありません。十分に、ビジネスのやりとりとして妥当な価格設定となります。
(法人やレーベルなどを運営している法人のお客様用のHPも開設してあります。)

 レーベル運営者様や法人様のご依頼は、こちらから
Mastering Music Lab

 法人依頼であるかないかの判断基準
 依頼楽曲の原盤権(原版権)、および著作権が、依頼主である個人にすべて帰属する楽曲の処理については、
個人依頼扱いとなりますが、最終的に原盤権(原版権)や著作権が個人以外の組織、法人等に一部、もしくは全
てが帰属する形での楽曲処理は、法人扱いとなります。
 また、ほぼ非営利によるリリースなどの場合や、アーティストの広報目的などが主目的である場合のリリースに
ついては、検討いたしますので、ご連絡ください。
 法人による出版や販売、放送等が絡む楽曲等々の処理については、法人扱いとなります。


 料金、納品、その他、概略

 1. こちらに送付していただくメディアは、現在CD−R、DVD−Rに限らせていただきます。
 2. 一度に、3曲以上の発注に限り、1曲あたり3500円の料金となります。(基本料金)
トラック数に応じて、追加料金が発生いたします。
 3. 2曲以下の場合、1曲あたり4000円となります。
 4. 1曲の曲の長さは、5分程度以内で1曲分と見なします。6分を超えるような曲データは、1曲でも2曲とみなす場合もあります。(数曲発注の場合、1曲あたりの平均時間が6分を超えているなど。)
 5. こちらがお送りするデータ形式は、16bit 44.1Khz のWavデータを記録したCD−Rか、音楽CD化したCD−Rメディアのいずれかです。(収録データ量により、2枚以上になる場合がありますが、追加料金は必要ありません。)
 6. 市販されているCDの品質を実現するためには、Mix、マスタリング以外の要素も大きく絡んできます。その点に注意してください。また、音に関しては、主観による判断が伴なわざるを得ないという点はご了承ください。
 7.こちらが必要枚数用意するCD−Rについては、料金は発生いたしません。使用CD−Rは海外生産品ですが、品質に問題はありません。低価格実現のため、CD−Rの種類指定はできませんのでご了承ください。
(時間的耐久性の高いフタロシアニン、または、アゾタイプのCD−Rを用います。)
 8.こちらで作成したCD−R、お客様が送付していただいたCD−Rは普通郵便、宅急便、または郵便小包にて発送します。普通郵便は低価格ですが、郵送トラブルが極めて稀に発生する事があります。しかし、国内の郵便は優秀なので、ほぼ心配する必要はありません。万が一届かなかった場合、宅急便などで送付し直します。
 9.CDをリリースする場合、必ずご連絡ください。また、必ずクレジットで「Sound Disposition Lab」を明記して下さい。
 (1万枚を超えるリリース予定や、メジャーレーベルからの発売が予定されている場合は、別途、処理価格その他を、ご契約していただく必要があります。)
 個人による自費出版や、数千枚単位のインディーズ向けサービスですので、数万枚を見込むリリース向けのサービスを考えている場合は、別途ご契約頂く必要があります。数万枚を越える事を計画するような作品の場合、より高品位で完成度を高める必要性が予測されます。その為、期日や修正もある程度は必要となる事が予測されます。通常よりも時間や手間ひまが必要となる事が予測されるため、別途ご契約が必要です。また、権利問題等々も含めた契約となります。
 10.処理のノウハウ等は、一切お教えできません。技術的にどうやって処理したか、などの質問には基本的にはお答えしかねるので、ご了承ください。
 11.同業者様の仕事の丸投げ行為や、利ざや目的による受注は受け付けませんので、ご了承ください。
当方への仕事の丸投げ行為や、より高い金額で引き受けた依頼等々を、本来のご依頼主様の承諾無しに当方へ依頼として出し、差額分の利ざや等々を稼ぎだそうとする目的では、ご利用はお控えください
 (数万円で引きうけた仕事をそのまま当方へ回し、差額分の利ざやを得るだけの行為等お控えください。、本来のご依頼者様は、色々と検討した上で、そちら様に処理してほしいと考え、依頼を出している筈です。にもかかわらず、他社へ丸投げしたり、別業者へ依頼を出す行為は、そちら様に処理してほしいと考えているご依頼主様の希望や期待を既に満たしていないかもしれません。) 技術的な問題で解決できない事柄がある等や、マスタリングやミックス設備の不備、CDRの複製サービス等々の設備不備などにより、ご依頼を出す行為は、この限りではありませんので、業者様や企業様も安心してご依頼ください。
 12.システム強化に伴い、価格改定が実施される事がございます。ご了承ください。
 13. 依頼前からの値段交渉は行いませんので、ご注意ください。(現状よりも1割2割安く引き受けてくれれば依頼に出すが、そうではない場合は他所へ依頼する、とか、*****は*****の価格だから、そこより安く処理してくれれば依頼する、等の値段交渉は、最初の段階からからお控えください。処理料金は、全て基準算定額で執り行います。
 14.料金支払いは、こちらが連絡した銀行口座への振りこみとなります。処理完了直前にご連絡いたしますので、お振込みを確認次第、発送いたします。(依頼日が木曜や金曜である場合は、納期等にご注意下さい。振込み確認が取れ次第、発送や、URL連絡となりますので、土曜日や日曜日に音源が必要となる場合は、事前に振込み確認がとれている必要があります。急ぎである等の理由の為に、料金納入前に処理音源を受け取りたい、等の申し出は、承諾いたしかねます。ご注意ください。)


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