DJ KNEK PROFILE
古典的定番曲、クラシックスと呼ばれるものに目がない。?新旧を問わず、ソウル・ジャズ・ロック・エレクトロのフレイバーを盛り込んだ「FUNKとBLUES」を感じさせる選曲を得意とする。ヒップホップ〜ブレイクビーツを基軸としつつも、あらゆるダンスミュージック〜いわゆるカフェミュージック的な小洒落たサウンドまでカバーするGOOD MUSIC愛好家にしてパーティーロッカー。横乗り〜タテノリ〜四つ打ち〜ドラムンベース〜変拍子と、どんなグルーヴにも対応可能なスクラッチ狂。幅で聴かせるその選曲眼と確かな技術、遊び心溢れるDJブース内でのパフォーマンス、大胆かつ繊細な展開の妙には各方面から定評がある。
身も心も踊り(躍り)出すような世界観・空間処理を日々目指す「one nation under the groove」の体現者。ROCK好きな10代にファッション誌全般を読み漁り、背景のサブカルチャー・音楽の歴史全般に興味をもつ。96年、ディスコやヒップホップ・R&B等ブラックミュージック系レコード・CD・ミックステープ収集を開始。ラジオ番組エアチェックや音楽関係誌を熟読のうち『DJ』に魅了され、その可能性を意識する。

98年からクラブDJ・ライブサポートDJ・オーガナイザーとして種々のイベントに携わる。
NO STYLE@渋谷シュガーハイ→ルビールーム/音楽扇子@六本木コア→渋谷エイジア/FREAK@オルガンバーCAMP FROAT@フロート/SYMPATIA@六本木コア?/UNITED@ノースタイル 他、アマテラグジーなど都内各所でのレギュラーイベント(クロスオーバー・オールミックス・ダンスイベント系が多)を通じ、コンスタントな活動でDJのキャリアを積む。2008年『WORLD WIDE PHUNK BK』をVANPY Bと共に始動。

現在『BENU』(べニュー)のDJを務めるほか、『JAFROSAX』の楽曲(JAFROSAX4収録”LN”)にスクラッチ参加など、著名アーティストのライブサポート・楽曲へフィーチャーされる活動も多数。『エデュテイメント【edutainment】』【education(教え・育くむ事)+entertainment(遊び・楽しみ・もてなし)】の理念を体現し、"雑食雑音スタイル"でヒトと音楽を科学する愛と平和と共生の風来坊。
感想賞賛誹謗中傷全部下さい。mild-knek@hotmail.co.jp






TITLE : aurora2004 CALM presents K.F.'s re-touch
ARTIST : chari chari

もっとも僕が頻繁に使用するハウス曲の筆頭日本が世界に誇る二組のアーティストの邂逅
明らかに『DJ達の現場』ヘ向けて産み落とされた2004年奇跡の一曲。
とにかくとにかく壮大なんですエモーショナルなんです温かいんです何処までも
当時ノースタイル@ルビールームにて
『ツグ兄がまたやっばいヤラシイ曲かけてるよ』
とか思って聞いてみるとサクッと教えてくれた

その時はCDでかけてたけどしばらくして後日レコードを譲ってくれたほとんどずっとレコード
バッグに入りっぱなしの一軍

オリジナルバージョンも含めとにかく無茶苦茶ファンの多い曲だ

好きもの達にはたまらない一品らしく

グランドエスケープしげノースタイルDJぬぬMちゃん最高の相方VANPYB絶対エフェクトEQいじりに乱入ノースタイルエースTHUGUちゃん

心よりスペシャルサンクス 他にも数え切れないほど大勢みんなみんな喜ぶ喜ぶ

『ハウスはガマン』なんて言葉を思い出させるその展開の大きな大きな流れは雄大で神秘的…

スピリチュアルという言葉がピッタリ

歯切れよくガッチガチにプログラミングされたリズムにたおやかな揺らぎと余韻をたっぷり含ませ例えようのない飛翔感へとその手をゆっくりゆっくり引いていく

その心すなわち『AURORA』
歌わずに歌よりも歌らしく歌いあげられる

そんな可能性の証明

アルペジエーターが滑り出し
ファットな四つ打ちビートと小気味よいパーカションが絡むともうそれだけで『いい曲』だベース
ラインにアコースティックギターのリフが絡むともうそれだけで『気持ちいい曲』だ

その抜き差しとさじ加減だけでダンスミュージックとしては既に合格点をゆうに超えているはず
シンセと鳴り物たちにゆっくりと導かれるように

耳に期待感を膨らませ

終盤クライマックスは迫力のストリングスに寄り添うコーラス

胸を掻きむしるような切なくも情熱的なアコギが響き合う

そんな説明はひどく退屈でもそれなりに意味あってのこと

こんな曲を絶妙なタイミングで絶妙なコンビネーションで聴かせること

それこそがフロアとのコミュニケーションであり

DJブースからの空間プロデュースであり

求める世界のプレゼンテーションであり

最も贅沢な自己満足エンターテイメントである

当ったり前の話

1時間のうちに出来る事・かけれる曲数には限界があるワケで

コレを一曲まるまる10分くらいかけると単純計算で6分の1を消費するワケで

理想として出来ればジャンル的には幅で聴かせたいといつも願うDJKNEKにとって

それは自分を殺す事にも繋がる危険がつねにつきまとう

『AURORA』の前にリスクを負う覚悟が決まる

そして今日もまた此処へ針を落とすんだ






TITLE : B Boys revenge Z.R.S.RMX
ARTIST : zeb roc ski & stieber twins ft. DJ busy

もう発売から十年は経つ?「MZEEレーベル」第一弾シングル。

ゲルマンからの強烈なジャーマンスープレックス。

本当にナイスなレーベル。

ファンキーなブレイクビーツが好き イコール「MZEEレーベル」が好き。

あまりにトゥーマッチに使いすぎてるので逆に全然懐かしくない。

十年保証付きFUNKY FRESH.こんなクオリティの曲そう無い。

音楽扇子には六本木コア時代、ヒップホップ〜R&Bフロアとオールミックスのメインフロアがあった。
ハウスのテンポで前のDJからパスを受けると必ずと言っていい程これをかけていた。

フロアの温度が変わるのを実感するメガミックス調のB BOYファンク。

DJKNEKの名刺曲、サービス曲、ご挨拶曲、自己紹介曲…DJミュージックの名曲。

矢継ぎ早にDJミックスで展開をつけたような手法の曲は「メガミックスもの」と呼ばれる。
「歌もの」「インストもの」…好き者用語とでも言う感じで当たり前に使われる単語だ。

お気に入りの数ある「メガミックスもの」のなかでも最高峰に位置するような、

B BOY達を踊らせるため、ブレイキンの為だけに作られたような一曲。

大人気過ぎて今日まで十枚近く購入しては皆に譲って大喜びされた。

僕は当たり前の事としてやってるけど同じレコードをひたすら何枚も買い続ける

誰に届けても喜ばれると信じて疑わない

この12インチシングルも少なく見積もっても10枚は購入

でも大体いつも手元には一〜二枚しかない

いまもKNEKレコーズに入荷予約が入ってる待ちの状態

知らないヒトはみんな欲しくなるらしい

当然のクオリティなのでそこに大した驚きは無い

今日も明日もこんな曲をみんなで

オールドスクールの大ネタを巧みに組み合わせたハイパーな「一大組曲」。

いつかこんなメガミックスを手塩にかけて作りたい。

JAZZANOVA TITLE : mwela,mwela (here i am) bugs in the attic remix
ARTIST : JAZZANOVA

音楽扇子的ニュージャズ/クロスオーバー。

音楽扇子の世界観をまるっきりパッケージしたような楽曲。そう思うのは僕だけ?

はじめて聴いたのは渋谷モジュールでKENSHU君がこれまたウンマイことかけてた

あん時のDJはちょっと忘れられない

ノリ タメ 疾走感 開放感 メロディアス エモーショナル ジャズ ファンク 

それってどういう意味なのかはこれを聴けば聴く程に理屈抜きに教えてもらえる

周りでもほんとに沢山のDJが使っているのをよくみた

ダンサーさん達がショウで使っているのもよくみた

ノースタイル@ルビールームでも可笑しいくらい大人気だった

DJ中に「これなんですか?」って聞かれるのは嬉しい

おなじみの曲ではあってももっともっと評価されて欲しい


そのスケール感も絶大に壮大 仕掛けも嫌みなくらい秀逸

アッパーなテンポ感とぐっと抑えたコード感のコントラスト

音楽理論なんて知らないけどよく分かる色彩配置構成の妙技

デジタルとアナログ 標本化と質量変化との見事な核融合ハイブリッドファンクとはこういう曲を言うんだろうダンスミュージックの歴史上ひとつのお手本的な完成系? そんな表現も大袈裟には聞こえない

リミックスってほんとにいいもんだ

いわゆるハウスの曲よりもテンポ速めってのがまたね

DJ達の腕を試してる感があって僕的にはそそりますね