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MTF INTERVIEW part1 【INTERVIEW TOP】

−まずはバンド名の由来を教えてください

廣井大智(Gu):もちろん世界一の山、マウント・フジさ。でもMはマッチョマンでもあるんだ。

−クールですね。そもそもどうしてこのようなメンバーが集まったんですか?

小竹有馬(Vo):俺たちは魔族(※1)との戦いで心身ともに疲れていたんだ。
そこでフジヤマに登ったのさ(※2)

新井剛(Ba):あれは最高にクールな夜だった。とりあえずシコってみってな感じだ。

廣井:その時、MTFは生まれたのさ。

−富士山には現アトミックトルネードのQ舘さんも同行したそうなのですが、
彼はMTFに誘わなかったのですか?

廣井:もちろん誘ったさ。でもあいつは最後まで素直にならなかったんだ(※3)

小竹:奴はそういう男さ。

新井:いつもカメラ目線だしな。

−ギタリストの佐藤さん加入のいきさつは?

廣井:そもそも奴もフジヤマに登頂予定だったんだ。

新井:でも高山病を恐れて結局こなかった

小竹:代わりに俺が高山病にかかる有様さ

−ガチャ!(ゲータレードを飲みながら、佐藤裕次登場)

佐藤裕次(Gu):音楽は政治じゃないんだ。わかるかい?

−は、はぁ・・・(唐突だなぁ)

小竹:権力のために音楽してる奴なんているのかい?

佐藤:残念ながらね。そんな中でギターを弾くことに集中するのは、
とてもむずかしいことなんだ。アンサンブルを重視したプレイをね(苦笑)。

新井:バンドは全員の意思が音になって初めてバンドだからな!

廣井:オマエ、急にまともな事いうんじゃねーよ気持ち悪い

新井:セイセ〜イ

佐藤:(笑)まあ解ってない奴が多すぎるよ。ホントにね。

−と、言いますと?

小竹:無機質なのさ。ズゴックのようにね

廣井:おまけにカルシウムが不足気味だ。

新井:カリウムもな(おもむろにバナナを取り出して剥きはじめる)

佐藤:とにかく、ここにいる7人はそうじゃないということさ。
しかも、とてもクレイジーな連中なんだ!誘われたときはすぐにOKしたよ。

−なるほど。ちなみに廣井さんは前のバンドではドラムをやっていらしたようですが・・・

廣井:まあSLASHを崇拝する俺としては当然の流れなんだが・・・

佐藤:MTF結成当初は、コイツ(廣井を指して)がベースになる予定だったんだ。
でも、剛があまりに良いバカなので急遽予定を変更してこの形になったのさ。

新井:ローIQフォーーー!

−(笑)ベースが新井さんになって廣井さんがドラムをまたやる、ということにならなかったのは?

廣井:そうだな・・・俺は前のバンド(RocketQueen)で既に自分が十分に満足できる
ドラミングを形に残した。アルバム「Ground Zero」は俺の全てを叩き込んだ作品だ。
だから、ドラム以外の新しいことをやりたくなったんだ。
更に言うと、俺より良いドラマーが見つかったからってのも理由かな。

佐藤:それが、俺が連れてきたコイツさ。

田雅幸(Dr):きょきょきょきょ恐縮です!

−田さんは佐藤さんの大学時代の後輩だそうですが

:裕次さんは、端的に言ってイングヴェイでした(※4)

佐藤:貴族だからな。正確には伯爵だ。まあ、俺も若かったってことさ。

廣井:恐ろしかったに違いないな。

:でも、大智さんと渋谷で初めて会ったときは「裕次さんが二人居る!」って思いました。

廣井:なんで(笑)

小竹:突然、隣の席で合コンしている大学生に絡みだしたではないか

佐藤:それ、お前もだからな。

:この人たちこえ〜よ〜・・・!

−飲み屋で喧嘩は程ほどに・・・で、その場に越智さんもいらっしゃったわけですね。

越智信介(per):ああ、そうだ。何故か俺もこのバンドに参加することになっていた。

廣井:越智くんは鬼のように多彩なマルチプレイヤーだから、是非にと思ってね。
確かRocketで大阪に行った帰りの新幹線でビール飲みながら適当に勧誘したんだ。

越智:適当にかよ・・・まあ、既に3本くらい空けてたしな。

佐藤:パーカッションが多分メイン。で、ラップもやってもらおうかなって。

越智:まあ俺的には「ガラクタ」って名目で何でもやるつもりだ(※5)

小竹:要はMTFの飛び道具ってこった。ラップのセンスとか凄ぇよな。

−(資料を見ながら)その帰りに某ショップへ立ち寄ったとありますが?

廣井:飲んでて、このバンドにはやっぱ鍵盤奏者が必要だという話になったんだ。
そして俺はMTFにピッタリの人材が働いている所を知っていた。

佐藤:そこで回りくどいことをせず直々に口説きにいくことにしたのさ。

小竹:縦横無尽に店を襲撃している俺らを見つけた時の奴のリアクションは最高だったぜ。

−それがキーボーディストの宮川さんというわけですか。

宮川さやか(Key):ホントにビックリしたんですよっ!

越智:アンビリーバボーを全身で体現していたな

佐藤:でも、そのあと何事もなかったように業務へ戻りやがったから目の前まで行ってやったら
「れ、レンタルですか?」と来たもんだ。

小竹:全員で「お前をレンタル」と殺し文句を決め、加入が決定した。

宮川:まさかアレがバンドの勧誘だったとは・・・。

−あ、話が前後しますが新井さんはこの時にはいらっしゃらなかったようで?

廣井:そう、この日の段階では俺がまだベーシストだった。

新井:なんか、家でシコ・・・休んでたら突然番長(廣井のこと)から電話が来て
「お前は良いバカだから加入決定。オメデトウ」って(※6)

佐藤:まあ、さっき言った通りだ。Rocket同年代組は結局また組むことになったわけだな。

新井:ローIQフォーーー!

廣井:またそれかよ。ボキャブラリー少ねぇ!(笑)

−ここまでがMTF結成までのいきさつ、ということですね?

小竹:そのとおりだ。大分長くなったな、ちょっと一息入れよう。

【INTERVIEW TOP】

※1:ex暴走メタルRQ(仮名)のメンバー(特徴:いつも怒っている)
※2:この時のFujiyama登頂記は業界を震撼させた。詳しくはココあたりを見ると良い。
※3:本当はMTFに参加したいらしく、「コーラスくらいだったらやってやっても良い」と発言。最高にツンデレ。
※4:イングヴェイのことを良く知らない人は、ココを見てその言動に驚愕するが良い
※5:この人、ギターも上手いです。
※6:例によって、メンバーで飲んでる時に決まりました

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