Texas Alexander
(本名:Alger Alexander)


1880(1900?) - 1955
故郷: Leona, Texas

同時代の他のブルースマンと違い、Alexanderはギターも他の楽器も学ばなかった。
彼の最初のレコーディングは、1927年Okeh labelでのものだ。
彼は合計60以上の曲を録音し、その殆どが1930年以前にリリースされた。
いくつかのセッションはMississippi Sheiksと共に行なわれ、それ以外のものは、有名なジャズ・トランペッターのKing OliverとピアニストのClarence Williamsと共に行なわれた。

外国移民の子としてアメリカで生まれた東テキサスのブルースシンガー、Alger 'Texas" Alexanderのヴォーカル・スタイルは1900年代初頭に彼が身の周りで聞いていた農作業の掛け声や叫び声、監獄の歌といったものに影響を受けて創り出された。
彼自身の生活については、定期的に綿花畑や鉄道修理班で働いていたこと、行楽や社会についての歌を歌っていたということ、Lightnin' Hopkinsの年上の従兄弟だったこと以外はほとんど知られていない。

Alexanderの名曲のほとんどは監獄や仕事をテーマにしたもので東テキサスの文化を反映している。
"Ninety-Eight Degree Blues"、"Penitentiary Moan Blues,"、"Texas Troublesome Blues"といった彼の代表曲がこれを証明している。

Alexanderは流れ者で一時期、Dallasの一角にあるDeep Ellumの刑務所に、殺人罪のため、服役していたとされる。
彼は放浪しながらブルースを歌う生活を1940年から1947年まで続け、その間、Aladdinの為にLightnin' Hopkinsと共にレコーディングした。
3年後、小さなレーベルFreedom labelで数曲録音したが、取り立てて注目する程のものではない。
Alexanderは結局、テキサスのブルース・シーンから消え、1955年前後にHoustonで亡くなった。