Libba Cotten
(本名:Elizabeth Cotten)


1895年1月 - 1987年6月29日
故郷: Chapel Hill, North Carolina

彼女はその生涯で音楽を続けていたにも関わらず、Cottenは、実に60歳になるまで、内輪以外の場面でレコーディングや演奏をすることはなかった。
"Freight Train,"−彼女の最も有名な曲だ−は、彼女が12歳の時に書いたもので、長い間、アメリカのフォークソングの古典とみなされている。

北Carolinaで生まれ育ったCottenは、独学でギターを学んだ。
彼女は、上下逆にして左手でギターを弾き、ツー・フィンガー・ピッキングのスタイルを編み出した。
Cottenは、その人生において、音楽活動の多くを、家庭内で行なった。
最初は、北Carolinaで、それから有名なフォークの歌い手一家Seegerファミリー(民族音楽研究家のCharles Seegerと彼の妻、Ruth、子供のPete、Mike、Peggy)で有名なWashington, D.C.で・・・。
1958年、Mike Seegerは、CottenにFolkways Recordsで録音させた。
そのアルバムは、"Folksongs and Instrumentals with Guitar"と呼ばれた。
Cottenは、様々なフォークやブルースのフェスティバルで歌った。そういったフェスティバルの中には、有名な1964年のNewport Folk Festivalや1968年〜1971年のSmithsonian Festival of American Folklifeも含まれている。
1972年、Cottenはアメリカのフォーク・ミュージックへの貢献が評価されて、国際フォーク連盟のBurl Ives賞を受賞した。

Cottenは、レコーディングと公演を70年代、80年代初頭を通じて行った。
彼女の最後のアルバム"Elizabeth Cotten Live!"は、1985年に録音され、グラミーの最優秀トラディッショナル・フォーク・ミュージック・レコーディング賞を受賞した。
Cottenの曲は、Grateful Dead、Taj Mahal、Peter, Paul and Maryを始めとする多くのアーティストがカヴァーした。
彼女は、1987年に亡くなった。