Kokomo Arnold
(本名:James Arnold, aka Gitfiddle Jim) 1901年2月15日 - 1968年11月8日 故郷: Lovejoy, Georgia |
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若い頃、Arnoldは彼の職業をブートレガーと考え、その次にレコーディング・アーティストだと認識していた。 Georgiaに生まれ育った彼は、従兄弟のJohn Wiggsにギターの基礎を教わった。 Arnoldは北部に旅し、1929年にブートレグ事業の準備をするためにChicagoに赴くまで、New York州で農場労働者として働き、Pittsburghで製鋼所工員として働いた。 Arnoldは1930年にMemphisで初レコーディングした。 彼はVictor labelに"Rainy Night Blues''と"Paddlin' Blues,"の2曲をGitfiddle Jim名義で録音した。 少しのコピーしか売られなかったが、Arnoldの最初のレコーディングでは、彼の力強いギターとヴォーカルのスタイルが鮮明に記録されている。 "Paddlin' Blues"では彼の指の動きについていけないぐらいのKokomoのヴォーカルを聴くことが出来る。 Robert Johnsonやその他著名なスライドギタリストに影響を与えた左利きのスライドギタリストとして、Kokomoは1930年代に、彼の激しいスライド・テクニックを用いた、いくつかの記憶に残るレコーディングを行なっている。 1934年には、Deccaで、もはや古典となった2曲を録音している。 1曲目は"Old Kokomo Blues"。 この曲は、Arnoldのニックネームとなりシカゴ・ブルースの一人者としてのキャリアを決定づけただけでなく、Scrapper Blackwellの"Kokomo Blues'の原曲となった。 そして、後にRobert Johnsonによって'Sweet Home Chicago"のタイトルで再演された。 2曲目は"Milk Cow Blues''で、1954年にElvis PresleyがSun Recordsで独自の解釈で録音した。 Kokomoは1930年代終わりにブルース・シーンから消えるまで、Deccaで録音を続けた。 だが、1960年代初頭に若い世代によって再び脚光を浴びたが他の年取ったブルースマン達のように新しい関心を持たれることには失敗した。 Arnoldは心臓麻痺の為、1968に亡くなった。 |