Marmaduke Jazz

マーマデュークJazz

(Ballad)

(Funk)

アルトに引き続いてテナーもバージョンアップを果たして新型になった。より「古い」音を目指してばく進中のマーマデュークであるが、デックス氏曰く「目標はジョーンアモンズです。」というとてつも無くシブい所を目指している。

筆者はとてもジーンアモンズのように吹けないので、ファンクではウェインショーターをちょっとだけ意識してアプローチしてみたので、聞いてみていただきたい。

まず、全体のデザインは相変わらずシンプルなものだが、前回のものに比べてバレルが太くなったように感じる。ずんぐりとしたシルエットがいかにも古い音を連想させる。(シャンクは長くなっているようだが)素材はエボナイトにこだわるマーマデュークらしいものである。

ちょっと吹いただけでも、シューシューという息の音が混じり、ビンテージ心がくすぐられるサウンドになっている。リンクのラバーの雰囲気はかなり出ているように思う。

筆者はビンテージのリンクなど持っていないので、直接比較は出来ないが、現行のリンクのラバーと比べれば音の太さ、MAXボリュームの大きさ、ぬけの良さ、音程、サブトーンの息の音量などほとんどの分野で上を行っている。筆者が所有している少ないテナーラバーマウスピースの中ではダントツにビンテージ色の強い音色であった。おまけに吹きやすい。

小編成のコンボや狭めのハコでのアコ−スティック演奏。もしくは一人でジャズ曲の練習をしたり、雰囲気を楽しむのにも良いと思う。

筆者のようにガーデラの楽器とかカイルベルスとか硬めの音のテナーを吹いてる方は、リンクのメタルでは全体に硬すぎるきらいもあるので、こういうラバーのマウスピースでジャズに対応するのも良いだろう。

筆者の気分としては、ちょっと体力はいるが、広めのオープニングのものにリコの固めのリードなどを付けて雰囲気を楽しみたいものだ。(狭めのオープニングでも十分雰囲気は出るので、くれぐれも無理はなさらぬよう。。。)

より苦労なく昔のサウンドにアプローチできる、ビンテージ好きの方々にはこのマウスピースの登場は朗報だと言えよう。

2012/12


お問い合わせはmarmaduke saxophone accessoriesデックス氏まで


Marmaduke Jazz (2013)

マーマデュークJazz(2013年モデル)

(Ballad)

(Funk)

良質のラバーマウスピースであるMarmadukeのテナーJAZZモデルがリファインされた。

ビンテージスラントを追い求めてとうとうここまで来てしまった、という感じだ。

音色は前のモデルと変わらずシブイ感じだが、若干操作性が良くなったというか、吹きやすくなったような気がする。

ビンテージのスラントなどは大人しいマウスピースという印象を持ってる人もいるかと思うが、実は良いものはバリバリ吹けるのだ。(ショーターやレッドマンを見よ!)

シブくもパワフルにも吹けるMarmadukeはいよいよビンテージに迫って来た感がある。ラバーでジャズをやるなら一本持っていてもソンは無い一品だと思う。

2013/10


お問い合わせはmarmaduke saxophone accessoriesデックス氏まで


Marmaduke Reed

Marmadukeからリードが発売されたので、御紹介を。。

ダブルカットとは意外だったが、吹いてみてもちょっと意外な吹き答えで、結構芯がある感じなのだ。ペラい感じとは無縁で、しっかりした音色で、ジャズでもクラシックでもいけそうな感じだ。

ダークなバンドレン青箱と言うべきか、しっかりとした吹き答えのリコ赤箱というべきか、とにかくダークで深みのあるサウンドがウリだろう。鳴りの良いラバーマウスピースにはなかなかのマッチングだろうと思う。

2013/10

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