Yamaha YSS62 RS

いわゆるウエインショーターモデルである。今ではデタッチャブルのカーヴドネックがどのソプラノにも

付いているが、当時カーヴドネックは珍しかった。少し抵抗感があって演奏しやすい。

この楽器の前にもYSS62Rプロトタイプ(ラッカー)を持っていたが盗難にあってしまった。

とてもくやしくて、気分を替えてシルバーにしてみた。よりすずやかな音がする。

ブランフォードマルサリスが吹いていたのはセルマーのMK6特注カーヴタイプであって、これではない。

アメリカではこのモデルの人気が高いようで、よく筆者にも問い合わせがくる。

最近<2004年12月>ではデタッチャブルネックのブームも過ぎたのか

一体式ストレートネックがよく売れているという、ということで一体式カーブネックは

やはりコレしかない、軽くてストラップ無しでいけるのが最高。

本当にお気に入りの一本でおそらくライブでも一番多く使うのはコレだと思う。

1986年製


購入してから20年以上が過ぎたが、アメリカで人気があったせいか日本でもプレミア価値が上がってきているようだ。ちょっとバージョンUPしようと思って、サムの魔法使い(GP)を付けてみたが金属音が耳につくようになったので結局外してしまった。一体式カーブドは衰退したかに思われたが、近年台湾製を中心にネックとベルがちょこっとカーヴした、所謂「サクセロ」タイプが増えて来た。筆者はカーブドソプラノをメインに使いはじめているので、最近はYSS62RSはお休みしているが、これはやはり手放せない。ウェインショーターはこのモデルの後、カスタム875とかを使用していたが、最近はヤナギサワに変えたというウワサである。

<2008年12月>


最近はジョシュアとか超一流が使うようになって、ものすごい価格が高騰してきたようだ。ヤマハもとうとうYSS-82ZRという復刻モデルを登場させた。筆者もソプラノのネックは絶対に一体式が良いと思う。ヤマハさんに是非ネック一体式のカーブドソプラノを作ってもらいたい。

<2011年11月>

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