Yanagisawa SC800

1985年製。

2004年にマルカートからグレードアップして、ヤナギサワになった。音はマルカートの方が可愛げがあったが、音程のことを考えると本気では使えず、ヤナギサワ購入となった。

最近はヤマハのYSS-62RSを押さえて、めっきりメインソプラノに落ち着いてしまった。なんとか、音程が取れるようになってきたからだ。音の太さと柔らかさはストレートの比ではない。また、ベルからの直接音がワリと聞こえるので、モニターがプアでもやりやすいし、マイク取りもアルトと同じでイケル。

音色に関しては好き好きもあり、カーブドは鼻がつまったみたいに感じる人もいるかもしれない。セットアップは、ヤナギサワメタル6+バンドレン3.1/2もしくはバリ64+バンドレンV16の3を使うことが多い。

<2004年12月>


セッティングはブランチャーL17とリコの3番、それに沖縄のhikoさんオリジナルリガチャーに落ち着いている。アルト+ソプラノツインケースを買ったこともあり、ライブではやはりヤマハを使うように戻ったが、椅子に座ってパソコンをいじりながら、コピーなどするには小さくてとても重宝する。もうちょっと吹き込んで鳴らしてあげたいのだが・・・

<2004年12月>


2008年は年間通してSC800を使用できた。マウスピースはラーセンラバー、セルマーメタル、Gottsu竹などを使用した。この一年で劇的に鳴るように変わって来たように思う。高音のヌケはまだまだだが、音程もスゴク安定して来ので、調子にのってレコーディングにも使用したが、音程に問題がなかったことがうれしかった。来年はオーバーホールして、さらに使い込んであげたいと思っている。ヤナギサワの純正ケースにストラップが付いて無いので、ロンディーノ製のソフトケースを購入。ソフトには恐いイメージもあるが、内部のクッションが衝撃吸収素材のようなものを使っているので、ぶつかっても落としてもまあ安心できる。安定して演奏できるようネックストラップを使用するようになった、ヤナギサワ純正のBGのものだ。

ヤナギサワが総銀のカーブドソプラノを発表した。吹いてみたのだが、スゴクいい!(値段もスゴクいいが・・・・)いんんだけど、意外とこのSC800の音もカワイクて捨てがたい。セミオールド的な使用感も慣れると味わいがあって良いのだ。

<2008年12月>


2009年も引き続きSC800を使用している。4月にオーバーホールしてシャヌーのタンポに変え、リゾーネーターもバラバラだったのをプラスチックに統一した。金属音は減らしたかったので、銀製のリゾネーターはあえて使用しなかった。これまで出なかった柔らかい音が出るようになり、音も太さが増して音程も非常に安定するようになってきた。純銀のカーブドと吹き比べたりしたのだが、これはこれで・・・という感じで捨てがたい魅力があるのだ。「古いカーブドは音程が・・・」という店員さんの前で吹き比べたら「意外に音程悪くないですね・・」という感じだった。音程が取り易いマウスピースはGottsuさんの瑪瑙やヤナギサワのラバーなんかが良かったが、独特のルックスと音色に惚れて最近はセルマーメタルも良く使っている。

先日ランポーネのR1JAZZというゴールドプレートのカーブドを吹いてみたが、素晴らしく柔らかく、SC800よりも太くしっかりした音色で、ネックが本体一体型なのがこんなに気持ちよく響くとは意外だったのだが「これはちょっといいな!」と浮気心が出てしまった。いけないいけない。。。。

<2009年8月>


引き続きSC800をメインで使用。ラーセンの古いラバーを手に入れてガルバレクを気取りたかったのだが、なかなか難しいマウスピースで、ジョディHRを主に使っている。全域で柔らかさがあって、耳を刺さないからだ。あまり音色が好きでは無かったが音程や色々な対応のために使っていたセルマーのスーパーセッションとオサラバできるのが嬉しい。

<2011年11月>


低音キーガードの溶接が取れてしまった、早速サウンド楽器で修理してもらう。SAXZのメタルがハイバッフルなのに意外にマッチして楽しい。

<2012年12月>

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