Soloist(Short Shank)

セルマー(ソリスト ショートシャンク)

ケニーギャレットの使用で有名。最初は

「あんなマーカスミラーとかマイルスとかのエレクトリックバンドでセルマー??」

と思ったものだが、ジャズプレーヤーの間では非常に人気(特にアルトで)のあるマウスピースだ。

もともとはセルマーのマウスピースのなかでも「ソロイスト」用に設計された

「音の立つ」マウスピースのシリーズであった。

メイヤーなどに比べるとやや線は細いものの、

非常にエッジの効いたナチュラルなトーンが出せる。

息の入りがスムーズなのでパワーも申し分なく、現在のセルマーよりも暖かみがある。

以前テレビでデビットサンボーンとケニーギャレットが並んで吹いているのを見たが、

もはやPAが発達した現代ではサックス本体のボリューム差は気にならなかった。

細かいニュアンスをコントロールするには最高で、明るい音色も含めて

これもアルトにおける究極の形の一つと言えるかもしれない。




Soloist(Long Shank)

セルマー(ソリスト ロングシャンク)

これもセルマーのビンテージだが、若干長さが長いタイプのものだ。

ショートタイプに比べるとややこもった感じがするが、その分音も太い。

渡辺貞夫氏がクラシック用に使用しているのがこのタイプを元にした

「ラリーティール」氏のモデルである。

ビンテージ=ジャズプレイヤーみたいなところがあり、ジャズではそれほど人気がなく

生産数の多いロングシャンクはまだそれほど高騰していないようだが、時間の問題か?

単調になりがちなショートシャンクよりもプレイの幅は広いと思うので、

テクニックを追求する方は一度試してみていただきたい。

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