Jody HR*

ジョディジャズ(HR*)

6

with BGM

日本にはなかなか輸入されて無かったジョディのマウスピースであるが、今回marmaduke saxophone accessoriesのデックス氏の御好意により試奏することができた。ジョディには以前からラバー系のマウスピースはあったが、それはラニヨンのような割と現代的なフォルムのモノであった。今回登場したのはヴィンテージマイヤーを意識した、ダークかつハスキーなこのモデルである。ジョディの美点はクセがなく拍子抜けする程吹きやすいのに、ハスキーでジャジーなサウンドが出せる点である。造りもよく、音程も取りやすいので、ジャズ初心者でも安心して使えるマウスピースだと思う。マイヤーに比べるとやや鋭さが弱く、逆に柔らかさがある感じになる。ゴリゴリ吹くより、メロディをゆったりと唄う方が適しているかもしれない。アンブシュアや息の流し方によっての音色の変化があまりないので、個性を求める人にはやや単調で無個性と感じるかもしれない。アートペッパーのような割と軽めのジャズアルトを演奏するのに良いだろう。軽さとダークさが絶妙にバランスされた出来の良いマウスピースに仕上がっている。息の通りがよく、リードが柔らかく感じるので、筆者的には7番くらい、マイヤーで5番を使われる方は6番くらいを選んで間違いは無いと思う。

2005/06/10

以前試奏したときは軽いイメージが先攻したため、上記のような感想になってしまった。確かに軽く吹いた時の柔らかさとハスキーさが同居したサウンドはこのマウスピースの一番オイシイ所であるかもしれない。しかし近年筆者のよりハードにアルトを鳴らしたい衝動から、よく使用してきたマイヤーではちょっと高音&ビッグサウンド時の詰まり感がキツすぎる状態になってきた。楽器をもっとヘビーなものにすれば解決するかもしれないが、そう簡単に楽器を変える(買える)訳にはいかない。そこで、久しぶりにジョディを試した所、小さい音が太すぎず、アルトのいい「軽さ」が出ていて、大きな音やフラジオもマイヤーより反応が良い。大きな音でも耳障りな周波数が絶妙にカットされているので、元気さは感じるがウルさくない感じになる。フェイシングがマイヤーのミディアムよりもちょっと長いようで、そのへんがビッグ&ハスキーなサウンドにも影響しているように思える。逆に言えば、多少息を持っていかれる感はあるので、自身の練習でカバーしなければ・・・と思う次第である。

「クセの無さ」に関しては以前と同じ感想で、ヤナギサワラバーのような「面白く無さ」を感じる事もあるが、「味は演奏でつければ良い」と思う方には良いマウスピースで、ひきかえに、「ピッチの安定」「フラジオの抜け」などが手に入る。「クセの無さ」というよりはクセの変化が穏やかなだけで、「ジャジーな音」というキャラクター付けは十二分にできているので、後は使う方次第という所だろう。

なお、番手については多少のバラツキもあろうかと思うので、できれば吹いてみてから決めていただきたい。前はマイヤーよりも一番手大きめでも・・・と書いたが、結局筆者もマイヤーと同じ6番を吹いている。最近は各ショップでもチラホラ見かけるようになってきた。クセの少ない、いいマウスピースだと思うので、もっと広まって欲しいと思う。

2009/11/16

お問い合わせはmarmaduke saxophone accessoriesデックス氏まで

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