歳時記2002
生歌版

詞・曲:T・松本  編曲:MOTO


春の花は 眠り草  風に揺れて ゆらりゆらり
川の流れも チョロリチョロリ  遠慮がちに流れています
やさしい気持ちで 幼い日々を振り返る
花を摘んで 土手沿いに この道はいつか来た道だ


雨上がりが待ちきれず 外に飛び出す夏の日は
虹を追って どこまでも 夕焼けが まぶしかった
セミを獲った裏山 麦わら帽子が  似合ってた
汗まみれの 君の顔  この道もいつか来た道だ


(間奏)

秋の空は 茜色  赤とんぼ ふわりふわり
すすきの野で かくれんぼ 取り残されて 泣いて帰った
笛の音に誘われて はしゃぎまわった 村祭り
幼い目を 輝かせた この道もいつか来た道だ


冬の空の 贈り物 流れ星 きらりきらり
北の風も お友達 転げまわった 銀世界
雪投げ 雪だるま 白くまみれた 君の顔
白い息を 弾ませた この道もいつか来た道だ


(間奏)

四季の風は いつまでも 心の中に やさしくそよぎ 
幼い日の 想い出を 忘れた頃に 運んでくれる
泣きっ面 笑い顔 ひとみを閉じれば すぐ戻れる
抱えきれない 想いを抱いて この道もいつか来た道だ
この道もいつか来た道だ